ほと‐ほと
[副]戸などをたたく音や、斧(おの)で木を切る音などを表す語。「父が—と扉をたたいて」〈康成・青い海黒い海〉 「宮造る飛騨の匠の手斧(てをの)音—しかるめをも見しかな」〈拾遺・雑恋〉
[名]...
ほりかわなみのつづみ【堀川波鼓】
浄瑠璃。世話物。3巻。近松門左衛門作。宝永4年(1707)大坂竹本座初演というが未詳。不義を犯したお種を、夫小倉彦九郎はやむなく自害させ、京都の堀川で女敵(めがたき)を討つ。近松三姦通物の一。
ほり‐ぬ・く【彫り貫く】
[動カ五(四)]石や木をくりぬいて穴をあける。「門扉に家紋を—・く」
ほりのうち【堀ノ内】
東京都杉並区東部の地名。日蓮宗妙法寺の門前町として発達。
ほ・る【放る/抛る】
[動ラ五(四)]《「ほうる」の音変化》 1 捨ててそのままにする。「やりかけで—・っておく」「うわさなんて—・っておけ」 2 投げる。「やら腹立ちに門口へ—・れば」〈浄・歌祭文〉
ホルス‐しんでん【ホルス神殿】
《Temple of Horus》エジプト、ナイル川中流西岸の町エドフにある神殿。古代エジプトの鷹(たか)の姿をした太陽・天空の神ホルスを祭る。現在見られる建物はプトレマイオス朝時代に建造。高さ...
ホルステン‐もん【ホルステン門】
《Holstentor》ドイツ北部、シュレースウィヒ‐ホルシュタイン州の都市リューベックにある、15世紀に建造された城門。建物の内部は市の歴史博物館になっている。市庁舎、聖マリエン教会とともに旧...
ホロコースト‐きねんひ【ホロコースト記念碑】
《Holocaust-Mahnmal》ドイツの首都ベルリンにある記念碑。市街中心部、ブランデンブルク門の南側に位置する。正式名称は「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」。2005年に設...
ほんいんぼう【本因坊】
1 囲碁の一流派。碁所四家の筆頭。安土桃山時代の本因坊算砂(さんさ)を祖とし、21世秀哉(しゅうさい)まで継承。 2 昭和14年(1939)以後、囲碁の専門棋士による選手権の優勝者に与えられる称...
ほんいんぼう‐しゅうさい【本因坊秀哉】
[1874〜1940]囲碁棋士。東京の生まれ。本名、田村保寿。19世本因坊秀栄の門下に入り、21世本因坊を継いで秀哉と号した。本因坊の名跡を開放して実力時代への門を開き、最後の世襲制囲碁名人とな...