ら‐けい【螺髻】
1 束ねたもとどりが、ほら貝のような形をした髪形。主に童子の結うもの。 2 《1に似た髪形から》梵天や婆羅門の異称。
らし‐しょくぶつ【裸子植物】
種子植物の一門。子房がなく胚珠(はいしゅ)が裸出しているもの。子葉は3枚以上が多い。古生代に出現、中生代に繁栄し、化石が多い。現存種はソテツ類・イチョウ類・針葉樹類・マオウ類に分けられる。→被子植物
らしょう‐もん【羅生門】
⇒羅城門(らじょうもん) 謡曲。五番目物。金春を除く各流。観世小次郎信光作。今昔物語などに取材。ワキ方中心の曲で、渡辺綱が羅生門にすむ鬼と戦い、鬼の片腕を斬(き)り落とす。 芥川竜之介の小...
らしょうもん‐かずら【羅生門蔓】
シソ科の多年草。山野に生え、高さ15〜30センチ。葉は心臓形で、対生。4、5月ごろ、上部の茎に、紫色の唇形の花が並んでつく。名は、花の形を羅生門(羅城門)で切り落とされたという鬼の腕になぞらえた...
らじょう‐もん【羅城門】
平城京・平安京の都城の正門。朱雀大路の南端に設けられ、北端の朱雀門と相対した。平城京の羅城門跡は大和郡山市に、平安京のものは東寺の西方にある。羅生(らしょう)門。
ラスファレラス‐すいどうきょう【ラスファレラス水道橋】
《L'Aqüeducte de les Ferreres》スペイン北東部、カタルーニャ州の都市タラゴナの郊外にある古代ローマの水道橋。高さ27メートル、全長249メートル。「悪魔の橋」の別称をも...
ラッカ【Raqqa】
シリア北部の都市。ユーフラテス川中流域に位置する。紀元前3世紀のセレウコス朝時代の古代都市に起源し、東ローマ帝国、ウマイヤ朝、アッバース朝の支配を経て発展。13世紀にモンゴル帝国の攻撃を受けて衰...
ラッチ【latch】
ドアや門の掛けがね。かんぬき。
ラ‐デファンス【La Défense】
フランス、パリ西郊の都市再開発地区。ルーブル宮殿からコンコルド広場、凱旋門を結ぶ延長線上に位置する。歴史的建造物が多い市内に対し、高層ビル群が目立つ現代的な街並みが広がっており、超高層ビルグラン...
ラバト【Rabat】
モロッコ王国の首都。同国北部の大西洋岸、ブーレグレグ川の河口に位置する。古代ローマ時代に植民都市サラがあった場所で、12世紀にムワッヒド朝の軍事拠点が置かれた。その後、17世紀アラウィー朝時代に...