はえ‐じごく【蠅地獄】
モウセンゴケ科の多年草。高さ20〜25センチの食虫植物。葉柄は平たく、葉は円形で縁にとげ状の長い毛があり、虫が触れると左右から閉じて捕らえ、消化する。6月ごろ、花茎の頂に白い5弁花を数個開く。米...
はくさん‐いちげ【白山一華/白山一花】
キンポウゲ科の多年草。本州中部以北の高山に自生し、高さ約20センチ。全体に粗い毛がある。葉は手のひら状の複葉。夏、茎の先に白い花びら状の萼(がく)をもつ花を数個開く。白山で最初に発見された。《季...
はくさん‐こざくら【白山小桜】
サクラソウ科の多年草。本州中部以北の高山の湿地に自生。高さ約10センチ。葉は根元から出て、さじ形で質が厚い。夏、花茎の先に、紅紫色の花を数個開く。白山で最初に発見された。南京(ナンキン)小桜。
はくさん‐ふうろ【白山風露】
フウロソウ科の多年草。本州北部および中部の高山に自生。高さ約40センチ。葉は手のひら状に細かく裂けている。夏、紅色の5弁花を開く。実は細く、熟すと種子を弾き出す。ふうろそう。あかぬまふうろ。
はく‐もくれん【白木蓮】
モクレン科の落葉高木。3月ごろ、香りのある白い大きな6弁花を開く。萼(がく)は3枚あり、花びら状。葉は倒卵形。中国原産で、庭木とする。玉蘭。白蓮(はくれん・びゃくれん)。《季 春》
はぐろ‐そう【葉黒草】
キツネノマゴ科の多年草。山地の樹陰に生え、高さ20〜40センチ。葉は暗緑色で長楕円形。夏、紅紫色の唇形の花を開く。
はじ・ける【弾ける】
[動カ下一][文]はじ・く[カ下二] 1 中身がいっぱいになって、裂けて割れる。割れて口を開く。はぜる。「クリの実が—・ける」「ポケットが—・けそうだ」 2 勢いよく飛び散る。比喩的にも用いる。...
はす【蓮】
《「はちす」の音変化》ハス科の水生の多年草。根茎は節が多く、晩秋に末端部が肥厚し、蓮根(れんこん)といい、食用。葉は円形で長い柄をもち水上に出る。夏、水上に花茎を伸ばし、紅・淡紅・白色などの大き...
はだか・る【開かる】
[動ラ五(四)] 1 手や足を大きく広げて立つ。また、進路などをふさぐようにして立つ。立ちはだかる。「戸口に—・る」「困難な問題が目前に—・る」 2 衣服の前などが乱れて開く。「裾が—・る」 3...
はっ‐かい【発会】
[名](スル) 1 会を発足させること。会の組織ができて初めて会合を開くこと。また、その会合。「委員会が—する」 2 取引所で、各月の最初の立ち会い。⇔納会。