かん‐ちょう【間諜】
ひそかに敵のようすを探って味方に報告する者。間者。スパイ。
かんてん‐せん【間点線】
線または十字形の間に点を挟む、—・—・—・—または+・+・+・+の線。地図などで境界線に用いる。
かん‐でん【間田】
1 荘園で、名田(みょうでん)に編成されず、領主が荘官に給与して年貢・公事を免除した田地。余田。 2 植え付けをしていない田。
かんとう【間島】
中国吉林(きつりん)省東部、朝鮮民主主義人民共和国との国境に近い延吉一帯の旧称。多数の朝鮮人が居住する。現在の延辺朝鮮族自治州。
かん‐とう【間道/漢島】
《「かんどう」とも》織物の名。16、7世紀ごろ、中国や南方から渡来した縞(しま)織物。また、その模様。名物切(ぎれ)として珍重された。間道織り。間道縞。かんと。 [補説]「広東」「漢東」「漢渡」...
かんとう‐し【間投詞】
《interjection》「感動詞」に同じ。
かんとう‐じょし【間投助詞】
助詞の種類の一。文中または文末の文節に付いて、語調を整え、感動・余情・強調などの意を添える助詞。現代語の「な(なあ)」「ね(ねえ)」「さ」や、古語の「や」「よ」「を」「ゑ」「ろ」など。
かん‐どう【間道】
主な道から外れた道。脇道。抜け道。「—を抜ける」⇔本道。
かん‐のう【間脳】
脊椎動物の脳の一部で、中脳と大脳との間にある部分。視床・視床下部などからなり、中に第三脳室がある。自律神経の働きを調節し、意識・神経活動の中枢をなす。
間(かん)髪(はつ)を容(い)れず
《「説苑(ぜいえん)」正諫から。あいだに髪の毛1本も入れる余地がない意》少しの時間も置かないさま。「質問に—答えた」 [補説]「間、髪を容れず」と区切る。「かんぱつを、いれず」「かんぱつ、いれず...