じえいたい‐ほう【自衛隊法】
自衛隊の任務・行動・権限、部隊の組織・編成、隊員の身分取扱いなどについて定めた法律。昭和29年(1954)施行。同時に施行された防衛庁設置法(現、防衛省設置法)とあわせて防衛二法と呼ばれる。
じしゅ‐ぼうえい【自主防衛】
他国に頼らず独自の防衛力によって自国を守ること。
じそん‐じえい【自存自衛】
国家が自力でその存立を維持し、自国を防衛すること。昭和16年(1941)、日本が大東亜戦争(太平洋戦争)の目的として、「大東亜新秩序(大東亜共栄圏)の建設」とともに掲げた。
ジハード【(アラビア)jihād】
古典イスラム法で、ウンマ(イスラム共同体)の防衛や拡大のための戦いをいう。元来の意味は、一定の目的に対する努力。聖戦と訳される。
ジャハラ【Jahra】
クウェート国東部の都市。首都クウェートの北西約30キロメートルに位置する。1920年代にサウジアラビア軍に対する防衛のために築かれた要塞、通称「赤い城」がある。アルジャハラ。
じょうほう‐コミュニティー【情報コミュニティー】
政府内の複数の情報機関の活動を調整し、情報を一元化する体制。外交政策の遂行や安全保障の実現に必要な情報活動を行う。日本の情報コミュニティーは、内閣情報調査室・警察庁・公安調査庁・外務省・防衛省、...
じょうほうしゅうしゅう‐えいせい【情報収集衛星】
外交・防衛などの安全保障や大規模災害などの危機管理に必要な情報の収集を目的とする日本の人工衛星。平成10年(1998)、北朝鮮によるテポドン発射をきっかけに導入され、内閣衛星情報センターが運用を...
ジーパルス【GPALS】
《Global Protection Against Limited Strikes》限定的な弾道ミサイル攻撃に対する地球規模の防衛構想。米国のブッシュ大統領が1991年1月の年頭教書で発表し...
ジー‐ビー‐アイ【GBI】
《ground based interceptor》米国のミサイル防衛に用いられる迎撃ミサイルの一。ICBM(大陸間弾道ミサイル)を対象とする。
スオメンリンナ【Suomenlinna】
フィンランドの首都、ヘルシンキの南方にある要塞島。18世紀半ば、フィンランドを治めていたスウェーデンが対ロシアの防衛拠点として築造。1991年、「スオメンリンナの要塞」として世界遺産(文化遺産)...