は‐かげ【葉陰】
草木の葉のかげ。「—に憩う」
はな‐かげ【花陰】
花の咲いている木の陰。花下陰。
はな‐したかげ【花下陰】
「花陰」に同じ。
ひ‐いん【庇陰/庇蔭】
[名](スル) 1 ひさしのかげ。 2 かばうこと。また、おかげをこうむること。「罪人を—することは」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉
ひ‐いん【碑陰】
1 石碑の裏面。 2 石碑の裏面に記した銘文。
ひ‐かげ【日陰/日蔭】
1 物の陰になって日光の当たらない所。「—で休む」⇔日向(ひなた)。 2 表立って活動することのできない地位や境遇。また、世に埋もれていること。「—の身」 3 「日陰の蔓(かずら)2」の略。
ひかり‐の‐かげ【光の陰】
《「光陰(こういん)」を訓読みにした語》月日。また、時間。歳月。「物ごとに遮る眼の前、—をや送るらん」〈謡・石橋〉
ビル‐かげ【ビル陰】
ビルの陰。ビルに遮られて日光が届かない空間。また特に、ビルが障害物となって電波が届かない地域。ビルによる地上デジタルテレビ放送の難視聴地域。
ふん‐いん【分陰】
わずか一分(ぶ)の光陰。きわめて短い時間。寸陰。「—を惜しむ」
ほと【陰】
1 女性の陰部。女陰。「—を衝(つ)きて死にき」〈記・上〉 2 山間のくぼんだところ。「御陵は畝火山の御(み)—にあり」〈記・中〉