けい‐ふう【恵風】
1 万物を成長させる、めぐみの風。春風。 2 陰暦2月の異称。 3 君主の恩恵が広く行きわたるのを風にたとえた語。
け‐じらみ【毛虱】
ヒトジラミ科のシラミ。体長約1.5ミリ。黄灰色で、カニに似た形をしていて、人の陰部やわきの下の毛に寄生。吸血された部位は激しいかゆみにおそわれる。つぶじらみ。かにじらみ。
けつ‐げ【結夏】
夏安居(げあんご)を始めること。また、始める日。陰暦4月16日。《季 夏》
けん【険〔險〕】
[音]ケン(呉)(漢) [訓]けわしい さがし [学習漢字]5年 1 地形が切り立ってけわしい。けわしい所。「険阻・険要・険路/峻険(しゅんけん)・天険」 2 危ない。危ないこと。「危険・探険・...
けん‐こん【乾坤】
1 易(えき)の卦(け)の乾と坤。 2 天と地。天地。「奔騰狂転せる風は…、—を震撼し、樹石を動盪(どうとう)しぬ」〈露伴・運命〉 3 陰陽。 4 いぬい(北西)の方角とひつじさる(南西)の方角...
ケー‐こうげん【K抗原】
《K antigen、Kは(ドイツ)Kapsel(莢膜(きょうまく))の略》大腸菌などのグラム陰性菌の細胞がもつ抗原の一。細菌の莢膜に由来し、O抗原(菌体抗原)やH抗原(鞭毛(べんもう)抗原)と...
げ【夏】
仏語。僧が外出せず安居(あんご)を行う期間で、陰暦の4月16日から7月15日までの90日間。《季 夏》
げい‐かん【迎寒】
1 寒冷の季節を迎えること。 2 陰暦8月の異称。
げい‐しゃ【芸者】
1 歌舞・音曲を行って酒宴の席に興を添えることを職業とする女性。芸妓(げいぎ)。 2 遊芸に秀でている者。「あの者は隠れもなき音曲の—に御座候」〈浮・桜陰比事・二〉 3 芸能を職業とする者。役者...
げ‐かん【下疳】
性交によってできる伝染性の潰瘍(かいよう)。陰部に生じることが多いが、口唇や指などにもできる。病原菌によって軟性下疳、硬性下疳、混合下疳の3種がある。疳瘡(かんそう)。