なん‐ちん【難陳】
非難したり弁解したり、互いに議論をたたかわせること。「—あって、判者これを聞く」〈三冊子・白双紙〉
ひ‐ちん【披陳】
[名](スル)思っていることをかくさず述べること。披瀝(ひれき)。
ひね【陳/老成】
1 古くなること。また、そのもの。「—になった麺麭菓子」〈三重吉・小鳥の巣〉 2 前年以前に収穫した穀物や野菜。「—米」 3 老成していること。ませていること。また、その人。
めん‐ちん【面陳】
[名](スル) 1 面と向かって述べること。「自ら参上して、—す可し」〈竜渓・経国美談〉 2 書店で、雑誌や本を棚に立て、背ではなく表紙を見せて陳列する売り方。
る‐ちん【縷陳】
[名](スル)「縷述」に同じ。「徒らに無益の痴情を—して」〈菊亭香水・世路日記〉