のび‐と【延(び)斗】
和風建築で、隅肘木(すみひじき)を支えるために用いる長方形の斗。
のみ‐の‐いち【蚤の市】
《(フランス)marché aux puces》パリの北隅、クリニャンクール門から北へサントゥアン門までの路上に、毎週土・日・月曜日に立つ古物の露店市。転じて、一般に古物市をいう。
のりあいぶね【乗合船】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「乗合船恵方万歳(えほうまんざい)」。3世桜田治助作詞、5世岸沢式佐作曲。天保14年(1843)江戸市村座で初演のときの名題「魁香樹(かしらがき)いせ物語」...
はいつけ‐だるき【配付け垂木】
隅木(すみき)の側面に取り付けた垂木。装飾的なもの。
はき‐おと・す【掃(き)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 掃いて下に落とす。「座敷から土間へちりを—・す」 2 掃いて一部を残す。「うっかり隅を—・す」
はた‐で【端手】
建物の端の張り出している部分。軒、または腕木か。「大宮の彼(をと)つ—隅傾けり」〈記・下・歌謡〉
はっ‐きょく【八極】
四方と四隅。東・西・南・北、乾(けん)・坤(こん)・艮(ごん)・巽(そん)の八方。また、八方の遠い土地。
はっ‐こう【八荒】
国の八方の果て。国の隅々。八極。「恩沢—にあふれ」〈奥の細道〉
はっちょうぼり【八丁堀】
東京都中央区の地名。江戸時代、隅田川に通じる堀があり、のち町奉行所の与力・同心が居住した。現在は商業地。
広島市中区の地名。商店街。
はっ‐ぽう【八方】
1 四方と四隅。東・西・南・北と北東・北西・南東・南西の八つの方角。 2 あらゆる方面。ほうぼう。「—に目を配る」「—丸くおさまる」 3 「八方行灯(あんどん)」の略。