あいたん‐どころ【朝所】
《「あしたどころ」の音変化》大内裏太政官(だいじょうかん)正庁の北東隅にあった殿舎の名。参議以上の者が会食をし、また、政務にも用いられた。あいたどころ。
あお‐ぶさ【青房】
相撲で、土俵上のつり屋根の北東の隅に垂らす青(緑)色の房。春と青竜を表す。→赤房 →黒房 →白房
あかばね【赤羽】
東京都北区の地名。西部の台地は大住宅団地。荒川本流と隅田川とを分ける岩淵(いわぶち)水門がある。
あか‐ぶさ【赤房】
相撲で、土俵上のつり屋根の南東の隅に垂らす赤い房。夏と朱雀(すざく)を表す。→青房 →黒房 →白房
あがた‐の‐いど【県の井戸】
平安京大内裏の西隅(現在の京都市上京区)にあった県宮(あがたのみや)の井戸。また、その辺りの地名。山吹と蛙(かえる)の名所。[歌枕]「かはづ鳴く—に春暮れて散りやしぬらん山吹の花」〈続後撰・春下〉
いじける
1〔おどおどする〕grow timid [nervous]いじけて隅に入り込んだHe shrank into the corner.叱ってばかりでは子供をいじけさせるYou'll 「make c...
一隅
a corner; a nook一隅に in a [one] corner; in a nook
打ち上げ
I〔発射〕(a) launching; a launch人工衛星の打ち上げthe launching of a (man-made) satelliteロケットの打ち上げに成功したThe roc...
片隅
a corner, a nook ((of))部屋の片隅に腰掛けるsit in a corner of the roomねずみは片隅に追いつめられたThe rat was cornered [d...
片付ける
I〔整頓する〕put a thing in order;〔始末する〕dispose ((of));〔しまう〕put away部屋を片付けるput a room in order/tidy [st...
ほうぼう【方方】
[共通する意味] ★いろいろな所、方角、方面。[英] every nook and cranny[使い方]〔方方〕▽部屋の方々にごみがちらかっている▽方々の国から留学生がやって来る〔隅隅〕▽電気...
すみずみ【隅隅】
[共通する意味] ★いろいろな所、方角、方面。[英] every nook and cranny[使い方]〔方方〕▽部屋の方々にごみがちらかっている▽方々の国から留学生がやって来る〔隅隅〕▽電気...
かくち【各地】
[共通する意味] ★いろいろな所、方角、方面。[英] every nook and cranny[使い方]〔方方〕▽部屋の方々にごみがちらかっている▽方々の国から留学生がやって来る〔隅隅〕▽電気...
おう【追う】
[共通する意味] ★目標の後から、目標を目指して同じ方向に進む。[英] to pursue[使い方]〔追う〕(ワ五)〔追いかける〕(カ下一)[使い分け]【1】「追う」は、目標をつかまえるために、...
しぼむ
[共通する意味] ★空間に広がっていたものが小さくなる。[英] to shrink[使い方]〔縮む〕(マ五)▽洗濯して、セーターが縮む▽差が縮む〔すぼむ〕(マ五)▽すそがすぼんだズボン〔すぼまる...
けいそくえんぎょう【傾側偃仰】
世間の片隅で、世の中の流れにまかせて暮らすこと。
しゅうちてってい【周知徹底】
広くすみずみまで、きちっと知れわたらせること。▽「周」はあまねくの意。「周知」は広く知れわたっていること。
しんたいはっぷ【身体髪膚】
人間のからだ全体のこと。全身。▽「身体」はからだ。「髪膚」は髪の毛と皮膚の意。ここから、からだ全体をいう。からだは父母から受けた大切なものの意が込められ、出典に「身体髪膚之これを父母に受く、敢あえて毀傷きしょうせざるは孝の始めなり」とある。
てんがいかいかく【天涯海角】
天の果てと海の角(隅)の意から、きわめて遠い地の果て。また互いに遠く離れていること。
てんがいちかく【天涯地角】
二つの土地がきわめて遠く離れていることのたとえ。また、はるか遠く辺鄙へんぴな場所のたとえ。▽「天涯」は空の果て、「地角」は大地の果ての意。天の果てと地の果ての意から。「地角天涯ちかくてんがい」ともいう。
かんぜ‐もとまさ【観世元雅】
[1395?〜1432]室町前期の能役者・能作者。通称、十郎。世阿弥の長男。観世大夫3世だが、現系図では数えない。若手ながら名手といわれたが、音阿弥を愛した足利義教の圧迫で、不遇の中に死んだ。作...
きた‐もりお【北杜夫】
[1927〜2011]小説家・精神科医。東京の生まれ。本名、斎藤宗吉。斎藤茂吉の次男。「夜と霧の隅で」で芥川賞受賞。船医の体験をユーモラスに描いた「どくとるマンボウ航海記」がベストセラーとなり、...
きよもと‐うめきち【清元梅吉】
清元節三味線方。 (2世)[1854〜1911]初世の門弟。江戸の生まれ。立(たて)三味線として活躍。「三千歳」「隅田川」などを作曲。
(3世)[1889〜1966]2世の子。大正11年(1...
しばき‐よしこ【芝木好子】
[1914〜1991]小説家。東京の生まれ。本姓、大島。「青果の市」で芥川賞受賞。戦後、「洲崎(すさき)パラダイス」以下の連作で東京下町の特飲街を描く。他に自伝的三部作「湯葉」「隅田川」「丸の内...
わけ‐の‐きよまろ【和気清麻呂】
[733〜799]奈良末期・平安初期の公卿。備前の人。道鏡が皇位に就こうと企てたとき、宇佐八幡の神託によりこれを阻止して怒りを買い、大隅(おおすみ)に配流。道鏡の失脚後、光仁・桓武天皇に仕え、平...