すぎはら‐ちうね【杉原千畝】
[1900〜1986]外交官。岐阜の生まれ。昭和14年(1939)リトアニア領事代理となる。第二次大戦中、外務省の命令に反し、ナチス‐ドイツから逃れてきた約6000人のユダヤ系難民に日本通過のビ...
せかいなんみん‐の‐ひ【世界難民の日】
《World Refugee Day》国連が定める国際デーの一つ。難民の保護と援助に対する世界的な関心を高め、国連機関やNGOによる活動に理解と支援を深める目的で2000年に制定された。毎年6月...
せきじゅうじ【赤十字】
戦時に、敵味方の区別なしに傷病者の救護、捕虜や避難民の保護を行う目的で設立された国際協力組織。現在では平時においても災害救助・病院経営・感染症の予防・衛生思想の普及などの事業を行っている。18...
たいひ‐きかい【待避機会】
紛争から逃れてきた人々に対し、難民条約上の難民には該当しないものの、人道上の配慮が必要と認められる場合に、特別に在留を認める制度。紛争待避機会。
タマリンドのき【タマリンドの木】
池沢夏樹の小説。平成3年(1991)刊行。タイの難民キャンプでボランティア活動をする女性と、機械メーカー社員の男性の恋愛を描く。
だいさんごく‐ていじゅう【第三国定住】
政治的な弾圧や紛争、経済的な理由で周辺の国に逃れ、難民となった人々を別の国が受け入れて定住させる制度。受け入れを予定する第三国は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が作成したリストに基づいて...
ダダーブ【Dadaab】
ケニア東部、北東州の町。ソマリアとの国境から西約100キロメートルに位置する。ソマリ人が放牧を行っているが、1990年代のソマリア内戦以降、多くの難民が流入し、世界最大級の難民キャンプが設けられた。
ダブリン‐きそく【ダブリン規則】
難民の受け入れに関するEUの規則。難民が最初に入国したEU構成国が難民認定審査を行うというもの。ダブリン規約。 [補説]1990年にダブリン協定として調印され、1997年発効。2003年にEU規...
ダルフール‐ふんそう【ダルフール紛争】
スーダン西部のダルフール地域で2003年に発生した紛争。政府が支援するアラブ系民兵組織と、非アラブ系の反政府勢力との抗争が激化。約30万人が死亡し、約300万人が難民・避難民となった。 [補説]...
ちほう‐しゅつにゅうこくざいりゅうかんりきょく【地方出入国在留管理局】
法務省の出入国在留管理庁の地方支分部局。札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡の8都市にあり、出入国管理・在留審査・退去強制・難民認定などの事務を行う。かつては地方出入国管理局と呼ばれ...