ひや‐か【冷やか】
[形動ナリ]「冷ややか」に同じ。「打ちそそぐ秋のむら雨—にて風にさきだつしたの浮雲」〈拾遺愚草員外〉
ひょう【氷】
[音]ヒョウ(呉)(漢) [訓]こおり ひ こおる [学習漢字]3年 〈ヒョウ〉 1 こおり。「氷塊・氷解・氷山・氷釈/海氷・堅氷・砕氷・製氷・薄氷・霧氷・流氷」 2 こおる。「氷結・氷点」 ...
ひょう【雹】
主に積乱雲から降る直径5ミリ以上の氷の粒または塊。多くは雷雨に伴って降り、農作物や人畜に被害を与える。《季 夏》「常住の世の昏(くら)みけり—が降る/草田男」 [補説]「雹」の字音はハク・ホクで...
ひょうしょう‐う【氷晶雨】
⇒冷たい雨
ひょうしょう‐かく【氷晶核】
大気中で氷晶がつくられるときの中心となる核。地表から舞い上げられた粘土鉱物や火山灰などの微粒子が多い。また、人工降雨の氷晶核として、ドライアイスの小片や沃化銀の結晶が用いられる。
ひょうそう‐ほうかい【表層崩壊】
山地などの傾斜地が豪雨などにより、厚さ数メートル程度の表層土がすべり落ちる現象。基盤層である岩盤上部に乗っている部分のみが崩壊する。→深層崩壊
飄風(ひょうふう)は朝(ちょう)を終(お)えず驟雨(しゅうう)は日(ひ)を終(お)えず
《「老子」二三章から》つむじ風が朝の間じゅう吹きつづけることはないし、にわか雨が一日じゅう降りつづけることもない。不自然な出来事は長くは続かないというたとえ。
ひる‐すぎ【昼過ぎ】
1 正午を過ぎた頃。また、午後になってから。「—から雨が降り出す」 2 色あせて古びていること。また、そのもの。「—の小袖をうちかけにし」〈洒・四十八手〉
ひる‐むしろ【蛭蓆】
ヒルムシロ科の多年草。池や水田の浅水中に群生。根茎は泥中をはい、水中の葉は狭披針形、水面の葉は長楕円形でつやがある。5〜10月、水上に柄を出して黄緑色の小花を穂状につける。《季 夏》「雨雲の風お...
ヒロ【Hilo】
米国ハワイ州、ハワイ島東部の都市。ヒロ湾に面し、同州第2の規模をもつ。日系人が多く居住。雨が多いことから、雨の都とよばれる。サトウキビ・コーヒー・パパイヤなどを産し、ランの大規模栽培も行われる。