はく‐うん【白雲】
白色の雲。しらくも。
はじょう‐うん【波状雲】
雲の帯が間隔をとって並び、波のような形をした雲。高積雲・層積雲・巻積雲などに生じる。
はた‐ぐも【旗雲】
旗のようにたなびく雲。
はな‐の‐くも【花の雲】
桜の花が一面に満開になるさまを、雲に見立てていう語。《季 春》「—鐘は上野か浅草か/芭蕉」
はんしゃ‐せいうん【反射星雲】
近傍の恒星の光を反射または散乱して輝く散光星雲。輝線星雲と異なって青っぽく見え、偏光しているものが多い。代表的な反射星雲として、プレアデス星団をとりまく星雲やオリオン星雲の青く見える部分などがある。
ばとう‐せいうん【馬頭星雲】
オリオン座の三つ星の南東にある暗黒星雲。背後にある散光星雲の光を遮る宇宙塵の雲の形が馬頭状であるところからの名。距離約1500光年。
ばら‐せいうん【薔薇星雲】
一角獣座にある散光星雲。距離は約4600光年。名称は、写真に撮ると散開星団を中心として赤っぽい輝線(Hα)を放つHⅡ領域がバラの花のように広がっていることに由来する。ところどころ暗黒星雲や原始星...
ひ‐うん【飛雲】
風に吹かれて飛んでいく雲。
ひがた‐せいうん【干潟星雲】
射手座の南斗六星のやや西にある散光星雲。別名NGC6523またはM8。距離は約3900光年。名称は、南北に筋状の暗黒星雲があり、潮が引いたときの干潟または珊瑚礁に似ていることに由来する。若い高温...
ひこうき‐ぐも【飛行機雲】
寒冷の湿った大気中を飛ぶ飛行機のあとに、尾を引くようにできる細長い雲。エンジンの排気ガスが核となり、水蒸気が凝結して生じる。航跡雲。コントレール。