しも‐ばら【霜腹】
《「しもはら」とも》霜の降りるような寒い夜に冷えて起こる腹痛。〈日葡〉
しも‐ばれ【霜腫れ】
《「しもはれ」とも》しもやけのこと。〈日葡〉《季 冬》
しも‐びより【霜日和】
霜が降りたあとの晴天。霜晴れ。《季 冬》
しも‐ふり【霜降り】
1 霜が降ること。霜の降りること。 2 霜の降りたような白い斑点のある模様。特に織物で、白い繊維と色繊維を混紡した糸を用いて織ったもの。「—の学生服」 3 牛肉で、赤身の中に脂肪が網の目のように...
しもふり‐こくら【霜降り小倉】
霜降り模様のある小倉木綿。学生の夏服などに用いた。
しもふり‐づき【霜降り月】
陰暦11月の異称。霜月。《季 冬》「後山へ—の橋をふむ/蛇笏」
しもふり‐まつ【霜降松】
ゴヨウマツの変種。葉が緑白色で霜が降りたように見える。霜降り五葉。
しもみ‐ぐさ【霜見草】
寒菊(かんぎく)の別名。
しも‐みち【霜道】
1 霜の降りている道。 2 傾斜地などの、冷気の流れ下る道筋。降霜が多い。
しも‐やけ【霜焼け】
寒さのために皮膚の血管が麻痺(まひ)し、赤紫色にはれたもの。凍瘡(とうそう)。霜腫(ば)れ。《季 冬》「—の手をかくしけり袖の中/虚子」