たらわ・す【足らはす】
[動サ四] 1 満たす。満足させる。「天地(あめつち)に—・し照りて我(わ)が大君敷きませばかも楽しき小里(をさと)」〈万・四二七二〉 2 (動詞の連用形に付いて)十分…する。やり遂げる。「霞立...
ちゅうおう‐かんえつしき【中央観閲式】
陸上自衛隊が、自衛隊記念日の行事の一環として3年に一度行う観閲式。埼玉県の朝霞訓練場で開催される。
ちゅうとん‐ち【駐屯地】
陸軍や陸上自衛隊の部隊が駐屯する土地。「市ヶ谷—」「朝霞(あさか)—」
つきかげひょうご【月影兵庫】
南条範夫の時代小説に登場する人物。江戸幕府老中松平伊豆守信明の甥(おい)で、上段霞切りを得意とする剣豪。また、その人物を主人公とする時代小説のシリーズ名。シリーズ第1作は、昭和33年(1958)...
月(つき)も朧(おぼろ)に白魚(しらうお)の篝(かがり)もかすむ春(はる)の空(そら)
歌舞伎「三人吉三廓初買(さんにんきちさくるわのはつがい)」の、お嬢吉三のせりふの冒頭の一節。しらじらと明けて霞んでいる初春の空の情景を表したもの。
つく‐よ【月夜】
「つきよ」に同じ。「うちなびく春を近みかぬばたまの今宵の—霞みたるらむ」〈万・四四八九〉
つちうら【土浦】
茨城県南部、霞ヶ浦西岸にある市。近世は土屋氏の城下町。大正11年(1922)隣町に海軍航空隊が設置され、軍都として発展。現在は工業が盛ん。蓮根やワカサギを特産。平成18年(2006)2月、新治(...
つて【伝】
1 離れている人に音信などを伝える方法・手段。また、仲立ち。「連絡する—がない」 2 自分の希望を達するための手がかり。縁故。てづる。「—を頼って就職する」 3 人の話。人づて。「—に聞く、虎狼...
でい‐びき【泥引き】
刷毛(はけ)などで、金泥・銀泥を薄く塗ること。日本画で、雲・霞(かすみ)などを描くときに用いる。
とおやま‐ざくら【遠山桜】
遠方の山に咲いている桜。「春霞あやななたちそ雲のゐる—よそにても見ん」〈玉葉集・春下〉