メサビ‐てつざん【メサビ鉄山】
《Mesabi Iron Range》米国ミネソタ州北東部にある鉄山。世界有数の埋蔵量を誇り、坑道掘り・露天掘りの両方が行われる。採掘された鉄鉱石はダルース港で積み出される。メサビ山地。
めさましぐさ【めさまし草】
文芸雑誌。明治29年(1896)1月創刊、明治35年(1902)2月廃刊。「しがらみ草紙」の後継誌で、森鴎外・幸田露伴・斎藤緑雨らの文芸評論を主としたもの。
めっきり
[副] 1 状態の変化がはっきり感じられるさま。「—(と)涼しくなる」「—(と)老(ふ)けこむ」 2 数量や物事の程度が十分に大きいさま。「—と露がたれそうにえんだのを」〈中勘助・銀の匙〉
めっぽう‐かい【滅法界】
[形動][文][ナリ]「滅法」に同じ。「—に酔いました」〈露伴・五重塔〉
め‐て【馬手/右手】
1 馬上で手綱を取る方の手。右の手。⇔弓手(ゆんで)。 2 右の方。右。⇔弓手。「左には倶摩羅(くまら)将軍、—には阿吒薄(あたはく)元卒大将」〈露伴・新浦島〉 3 「馬手差(めてざし)」の略。
め‐まじろぎ【瞬】
《「めまじろき」とも》まばたき。また、目くばせ。「尊天は—一つせで威儀を崩さず」〈露伴・新浦島〉
めん‐い【綿衣】
綿織物で仕立てた衣服。綿服。「食を飯汁と限り、衣を—と限り」〈露伴・二宮尊徳翁〉
めん‐しょく【面色】
かおいろ。顔色(がんしょく)。「—忽ち変って土の如く」〈露伴・新浦島〉
めん‐ぴ【面皮】
1 つらの皮。「鉄—」 2 世間に対する面目。体面。「実を吐けば合さるべき—は無い」〈露伴・辻浄瑠璃〉
もう‐かん【毛幹】
毛の、皮膚から外に露出している部分。