りょうよう【遼陽】
中国、遼寧(りょうねい)省中東部の工業都市。紡績・機械工業が盛ん。戦国時代から漢民族進出の拠点となり、遼・金時代は東京(とうけい)と称した。日露戦争の激戦地。人口、行政区186万(2010)。リ...
りょく‐ちゃ【緑茶】
茶の若葉を摘んで蒸し、焙炉(ほいろ)の上でもみながら、葉の緑色を損なわないように乾燥させた茶。玉露・煎茶・抹茶など。
りょじゅん【旅順】
中国遼寧(りょうねい)省の大連市の西部地区。黄海に面する軍港。日清戦争後ロシアが租借して要塞を築き、日露戦争の激戦の舞台となる。戦後は日本の租借地となり、第二次大戦後ソ連の管理を経て、1955年...
り‐りょ【里閭】
1 村里。村落。閭里。「髪を削って尼となり、教を—に布(し)く」〈露伴・運命〉 2 村の入り口の門。里門。閭門。
れい【零】
[常用漢字] [音]レイ(漢) [訓]こぼれる こぼす 1 水滴がおちる。「零雨・零露」 2 枯れおちる。おちぶれる。「零落/飄零(ひょうれい)」 3 わずか。はした。「零細・零墨・零本」 4 ...
れい‐れい【冷冷】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 ひえびえとしているさま。清らかで冷たいさま。「—たる頑鉄塊、炎々たる大猛火」〈露伴・寝耳鉄砲〉 2 心・態度のひややかなさま。「—黙過する訳に行かん事だと」〈...
れんかんき【連環記】
幸田露伴の短編小説。昭和16年(1941)「日本評論」誌に発表。露伴最後の作品で、慶滋保胤(よししげのやすたね)を中心に、平安時代の高僧と彼らをとりまく人々のつながりを描いた史伝。
レンズ‐シャッター【lens shutter】
カメラの、レンズのすぐ近くについているシャッター。ふつうレンズ部に組み込まれ、金属板のシャッター羽根を開閉して露光する。→フォーカルプレーン‐シャッター
レンズ‐ヒーター
《(和)lens+heater》夜間や寒冷地での撮影の際、カメラレンズ表面が結露するのを防ぐための電熱器。レンズウオーマー。
れん‐れん【漣漣】
[ト・タル][文][形動タリ]涙などがとめどなく流れ落ちるさま。「—たる涙を止めもあえず」〈露伴・連環記〉