さい‐じょうみゃく【細静脈】
毛細血管が集まって静脈になる手前に形成される細い血管。→細動脈
さい‐じょうみゃく【臍静脈】
⇒臍帯静脈
さい‐たい【臍帯】
胎児と胎盤とをつなぐ、ひも状の器官。中に2本の動脈と1本の静脈があり、母体から養分や酸素を胎児に送り、胎児から母体に老廃物や二酸化炭素を送り出す。へそのお。せいたい。
さいたい‐じょうみゃく【臍帯静脈】
胎児期に、胎盤から胎児に血液を送る静脈。酸素や栄養に富んだ動脈血が流れている。臍静脈。→臍帯動脈 [補説]胎児の心臓に入る血管なので静脈の名がついている。
さいたい‐どうみゃく【臍帯動脈】
胎児期に、胎児から胎盤に血液を送る動脈。胎児の左右の内腸骨動脈から1本ずつ分岐し、胎児の体内で生じた二酸化炭素や老廃物を含む静脈血が流れている。臍動脈。 [補説]臍帯の中では、2本の臍帯動脈が1...
さい‐どうみゃく【細動脈】
動脈が毛細血管に分かれる手前に形成される細い血管。→細静脈
サイバーナイフ【cyberknife】
定位放射線治療装置の一。コンピューターで制御されたロボットアームを用いて、病巣部にX線を照射し治療する。ガンマナイフと異なり、病巣の形状に合わせた照射が可能で、また、患者は治療中に体を固定する必...
さいもう‐ないひけい【細網内皮系】
免疫や食作用など、身体の防衛的な働きをする同一系統の組織。網状に連絡しあうリンパ節・脾臓(ひぞう)・骨髄・胸腺・肝臓などの細網組織系と、リンパ管・静脈血管の内面を覆う内皮細胞とからなる。
さこつか‐じょうみゃく【鎖骨下静脈】
上肢・肩からの血液を集める静脈。左右両側にあり、胸鎖関節の後方で内頸静脈と合流して腕頭静脈をつくる。
しゃっこつ‐じょうみゃく【尺骨静脈】
尺骨動脈の両側を走る、2本で一対の静脈。上腕の内側の血液を集めながら上行し、肘関節付近で橈骨静脈と合流し、上腕静脈となる。