せいし‐ドリフトきどう【静止ドリフト軌道】
人工衛星を静止軌道にのせる前段階の軌道。衛星は静止トランスファー軌道の遠地点でアポジーモーターにより推力を与えられ、静止軌道と同じ高度の円軌道を回る。この軌道を静止ドリフト軌道といい、軌道傾斜角...
せいし‐まさつ【静止摩擦】
ある面上に静止している物体が面に沿って動きだすとき、その接触面から抵抗を受ける現象。物体が動きだす直前に最大となる。→運動摩擦
せいしまさつ‐けいすう【静止摩擦係数】
静止摩擦における最大摩擦力と摩擦面に働く垂直抗力との比。摩擦面の性質により一定。
せい‐しゅく【静淑】
[名・形動]もの静かでしとやかなこと。また、そのさま。「君の知る所の婦人の中に尤も—で端麗なのは」〈露伴・露団々〉
せい‐しゅく【静粛】
[名・形動]静かにして、慎んでいること。ひっそりと静まりかえっていること。また、そのさま。「—な会場」「—に願います」
せい‐しん【静振】
気圧や風などの変化により湖沼や湾内でみられる水の振動。セイシュ。→副振動
せい‐じかい【静磁界】
時間的に変動しない磁界。動きのない磁石(磁荷)や定常電流により生じる磁界をさす。静磁場。
せい‐じば【静磁場】
⇒静磁界
せい‐じゃく【静寂】
[名・形動]静かでひっそりしていること。また、そのさま。「夜の—を破る轟音」「—な境内」 [派生]せいじゃくさ[名]
せいじゃく‐しゅぎ【静寂主義】
自己の意志や行為を否定し、神にすべてをゆだねて心の安静を得ようとする精神的態度。狭義には、17世紀、外面化した教会に対し、信仰の内面化を求めて生じたカトリック教会内の神秘主義的傾向をいう。スペイ...