あい‐かわ【藍革】
鹿のもみ革を藍で染めたもの。多く太刀の革緒(かわお)や甲冑(かっちゅう)の威毛(おどしげ)などに用いる。藍韋(あいなめし)。
あか‐がわ【赤革】
赤く染めたなめし革。
あし‐かわ【足革】
「足緒(あしお)」に同じ。
あずき‐がわ【小豆革】
小豆色に染めた、しわのあるなめし革。昔、オランダから輸入されたもの。
あぶみ‐がわ【鐙革】
鐙を鞍につるす細い革帯。力革(ちからがわ)。
あらい‐かわ【洗い革】
薄紅色に染めた鹿のなめし革。「—の鎧着て」〈平家・一一〉 [補説]もんで柔らかくした白いなめし革ともいう。
いため‐がわ【撓め革】
牛の生皮を火であぶり、または膠(にかわ)を溶いた水につけ、槌(つち)でたたいて固めたもの。鎧(よろい)の札(さね)や太刀の鐔(つば)などに用いる。練り革。責め革。
いろ‐がわ【色革】
着色したなめし革。染め革。
うし‐がわ【牛皮/牛革】
牛の皮。ぎゅうかわ。
ぎゅう‐かわ【牛皮/牛革】
⇒うしがわ(牛皮)