ゆぎえ【靫負】
⇒ゆげい
ゆぎ‐おい【靫負】
⇒ゆげい
ゆげい【靫負】
《「ゆきおい」の音変化。古くは「ゆけい」》 1 大化前代、靫を負って宮廷諸門の警護にあたった者。 2 衛門府(えもんふ)の異称。また、その職員。ゆぎえ。ゆぎおい。
ゆげい‐の‐ちょう【靫負庁】
検非違使庁(けびいしちょう)の異称。衛門府の官人が検非違使庁の官人を兼ねたことによる。
ゆげい‐の‐つかさ【靫負司】
衛門府(えもんふ)の異称。ゆげいづかさ。
ゆげい‐の‐みょうぶ【靫負の命婦】
父・兄または夫が靫負司(ゆげいのつかさ)(衛門府)の官人である女官。
ゆげい‐べ【靫負部】
大化前代、国造(くにのみやつこ)の子弟で構成され、朝廷の警衛にあたった品部(しなべ)。靫部(ゆきべ)。