たい‐せい【大声】
1 大きな声。おおごえ。「—を発する」 2 高尚な音楽。上品な音律。
大声(たいせい)里耳(りじ)に入(い)らず
《「荘子」天地から》すぐれた音楽は俗人の耳には受け入れられない。高尚な議論は俗人に理解されにくいということ。
たい‐そう【大簇/太簇】
1 中国音楽の十二律の一。基音の黄鐘(こうしょう)より二律高い音。日本の十二律の平調(ひょうじょう)にあたる。 2 陰暦1月の異称。
たいめん‐さんじゅう【対面三重】
歌舞伎下座音楽の一。「曽我の対面」で、曽我兄弟の出に用いられる三重。
たい‐りょ【大呂】
1 中国音楽の十二律の一。基音の黄鐘(こうしょう)より一律高い音。日本の十二律の断金(たんぎん)にあたる。たいろ。 2 陰暦12月の異称。
たか‐ね【高音】
1 鳥の鳴き声や音楽の調子の高いこと。「鶯の—」 2 高低2種の三味線の合奏で高い音のほう。上調子(うわぢょうし)。 3 能管・一節切(ひとよぎり)・尺八などの曲名・曲節名。高音域で始まる曲が多い。
たからづか‐おんがくがっこう【宝塚音楽学校】
宝塚市にある宝塚歌劇団の団員養成学校。宝塚唱歌隊を母体に大正7年(1918)私立宝塚音楽歌劇学校として開学、昭和21年(1946)より現校名。修業年限は2年で、声楽・ダンス・演劇などの基礎を身に...
たぎ・つ【滾つ/激つ】
[動タ四]《「たきつ」とも》 1 水が激しく流れる。水が逆巻きうねる。「山川も依りて仕ふる神ながら—・つ河内(かふち)に舟出せすかも」〈万・三九〉 2 心が激しく動く。いらだつ。「音楽の響、—・...
タクシーム【(アラビア)taqsīm/(トルコ)taksīm】
アラブやトルコの音楽において重要な器楽形式。独奏楽器による即興演奏で、自由なリズムによって、あるマカームの性格をいかんなく表現する。→マカーム
たけのこ‐ぞく【竹の子族】
昭和55年(1980)ごろより、東京都渋谷区原宿の歩行者天国で、派手な衣装を身につけ、音楽に合わせて踊った若者たち。名称は、衣装を扱っていた洋品店「ブティック竹の子」からという。