おん‐めい【音名】
一定の振動数をもつ音に与えられた音楽上の固有の名称。オクターブごとに同じ名称を繰り返す。日本の「ハニホヘトイロ」、ドイツの「CDEFGAH」など。→階名
おん‐もん【音紋】
船舶や潜水艦のエンジン、スクリュー、船体の振動などから発せられる音を周波数分析してソナグラフで表したもの。その特徴から、音源の船体を識別できる。
おん‐やく【音訳】
[名](スル) 1 漢字の音や訓を借りて、外国語や外来語を書き表すこと。「仏陀(ぶっだ)」「菩薩(ぼさつ)」(梵語)、「更紗(サラサ)」「合羽(カッパ)」(ポルトガル語)、「倶楽部(クラブ)」「...
おん‐よう【音容】
声と姿。「—幻を去らずして、幾(ほとほ)と幽明の界を弁ぜず」〈紅葉・金色夜叉〉
おん‐よみ【音読み】
[名](スル)漢字を字音で読むこと。おんどく。⇔訓読み。
おん‐りつ【音律】
1 楽音の調子。また、音楽。 2 音の高さの相対的な関係を整理した体系。純正調・平均律など。
おん‐りょう【音量】
1 音の大きさ・強さの度合い。ボリューム。「—をしぼる」 2 音声学で、音の長短の度合い。
おん‐ろう【音聾】
聴覚は正常であるが、楽音の識別ができないこと。また、その人。音楽聾。
と【音】
おと。ね。「風の—の遠き我妹(わぎも)が着せし衣(きぬ)手本(たもと)のくだりまよひ来にけり」〈万・三四五三〉
ね【音/哭】
1 おと。「鐘の—」「琴の—」 2 声。また、泣き声。「本—」「弱—」 3 鳥獣などの鳴き声。「雁(かり)の—」「虫の—」 [補説]「おと」が大きな音響をさしたのに対し、「ね」は比較的小さな、人...