しつ‐らい【疾雷】
急に激しく鳴り響く雷。迅雷。《季 夏》
しょう‐せい【鐘声】
鳴り響く鐘の音。
しょさ‐ぶたい【所作舞台】
歌舞伎で、所作事または特定の場面のとき、足のすべり具合をよくし、また足拍子がよく響くように、舞台や花道上に長方形のヒノキ板を敷きつめて設けた低い二重舞台。置き舞台。敷舞台。
じ‐がみなり【地雷】
地に鳴り響く雷。また、大地の揺れ動く響き。「この塚めきめきと動き—のごとくしばらく鳴りやまず」〈浮・真実伊勢〉
じ‐だ【耳朶】
1 みみたぶ。 2 みみ。「糸の音が再び落ちつきかけた—に響く」〈漱石・幻影の盾〉
じ‐なり【地鳴り】
地震などで地盤が振動して鳴り響くこと。また、その音。
じ‐ひびき【地響き】
1 重い物が落ちたり動いたりしたときの音や震動が、地面を伝わって響いてくること。また、その響き。「—を立てて列車が通る」 2 地震や噴火で、大地が鳴り響くこと。地鳴り。
じょう‐じょう【嫋嫋/裊裊】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 風がそよそよと吹くさま。「薫風—として菜花黄波を揚ぐ」〈織田訳・花柳春話〉 2 長くしなやかなさま。「—と裾を引きながら」〈秋声・仮装人物〉 3 音声が細く長...
すいきん‐くつ【水琴窟】
庭や茶室の外に仕組み、水滴が落下して発する、かすかな水音を楽しむ装置。縦穴を掘り、穴底に水盆と排水口を作る。素焼きの瓶の底に小さな穴を開け、瓶口を下に縦穴の中に置く。瓶の周囲と瓶底の上に小石を敷...
すき‐とお・る【透(き)通る/透き徹る】
[動ラ五(四)] 1 物を通して、中や向こう側が見える。「湖の底まで—・っている」 2 声や音が澄んでいてよく聞こえる。「美しく響く—・った声」