いただき【頂】
《「頂(いただ)き」と同語源》物の最も上の部分。山頂や頭頂などをいう。てっぺん。「塔の—」「—に霜を置く」
いただき【頂き/戴き】
《動詞「いただく」の連用形から》 1 勝負事などで、勝ちが自分の手に入ることが確かであること。「この試合は—だ」 2 「いただきもち」「いただきもちい」の略。
いただ・く【頂く/戴く】
[動カ五(四)] 1 頭にのせる。かぶる。また、頭上にあるようにする。「王冠を—・く」「雪を—・いた山々」「星を—・いて夜道を行く」 2 敬意を表して高くささげる。頭上におしいただく。「宸翰(し...
頂(いただ)く物(もの)は夏(なつ)も小袖(こそで)
《小袖は絹の綿入れのことで、夏には不用のもの》もらえる物なら役に立たない物でももらう。欲深いたとえ。夏も小袖。
いただ・ける【頂ける/戴ける】
[動カ下一]《いただくことができる意から》 1 「もらえる」「食える」「飲める」の謙譲語。「御返事—・けますか」「ビールなら少々—・けます」 2 内容や質などがよくて満足できる。「この企画は—・...
ちょう【頂】
[音]チョウ(チャウ)(呉) [訓]いただく いただき [学習漢字]6年 1 頭のてっぺん。「頂門/灌頂(かんじょう)・骨頂・丹頂」 2 物の最高所。「頂上・頂点/山頂・絶頂・天頂・登頂」 3 ...
ちょう‐か【頂花】
茎の先端につく花。⇔腋花(えきか)。
ちょう‐かく【頂角】
三角形で、底辺に対する角。二等辺三角形では等辺に挟まれた角。
ちょう‐が【頂芽】
茎や枝の最上端に出る芽。⇔腋芽(えきが)。
ちょうが‐ゆうせい【頂芽優生】
植物で、頂芽と側芽があるとき、頂芽は活発に生育し、側芽があまり生育しない現象。オーキシンの作用によるもので、一般的にみられる。