さ‐よ【小夜】
《「さ」は接頭語》よる。よ。「—時雨(しぐれ)」「—千鳥」
シクロ【cyclo】
1 東南アジアで、タクシーの役割をする旅客用三輪車。 2 化学・医学で、円・環・回転・環式・毛様体などを意味する接頭語。
しこ【醜】
(多く接頭語的に、また「しこの」の形で用いて)醜悪なもの、憎みののしるべきものなどにいう。また、卑下の気持ちを込めて用いることもある。「—女(め)」「—草」「—の御楯(みたて)」 [補説]本来は...
しみ‐したたる・し【しみ舌たるし】
[形ク]《「しみ」は強意の接頭語》性格や態度がねちねちしていて感じがよくない。しつこくていやらしい。「その行方(いきかた)に猶なづむと—・う取り廻せば」〈浄・宵庚申〉
しみ‐しんじつ【しみ真実】
[副]《「しみ」は強意の接頭語》本当に。まったく。心底。「—いやだ」〈滑・浮世風呂・二〉
しゃっ
[接頭]《「しゃ」の促音添加》接頭語「しゃ」を強めていう語。名詞に付いて、卑しめののしる意を表す。「—つら(面)」「—こうべ(頭)」
しゃっ‐つら【しゃっ面】
《「しゃっ」は接頭語》他人をののしって、その顔をいう語。しゃつら。「悪々敷(にくにくしい)叔母の—」〈二葉亭・浮雲〉
しゃ‐つら【しゃ面】
《「しゃ」は接頭語》「しゃっつら」に同じ。「物履(は)きながら—をむづむづと踏まれける」〈平家・二〉
しゃ‐なぐ・る
[動ラ四]《「しゃ」は接頭語》手荒に払いのける。かきむしる。かなぐる。「耳をとらまへて—・れば」〈浄・富士見西行〉
しゃ‐まだる・い【しゃ間怠い】
[形]《「しゃ」は接頭語。近世上方語》てぬるい。まだるっこい。「—・い、さいぜんに惣兵衛め斬りそこなうたも女房ゆゑ」〈浄・淀鯉〉