いちがい‐に【一概に】
[副](多くは打消しの語を伴って用いる)細かい差異を問題にしないで一様に扱うさま。おしなべて。ひとくちに。「—悪いとはいえない」
一議(いちぎ)に及(およ)ばず
あれこれ議論するまでもない。問題にするまでもない。「—承認される」
いちげん‐か【一元化】
[名](スル)いくつかに分かれている問題や機構・組織などを統一すること。「窓口を—する」
いちごん‐だい【一言題】
雑俳の前句付けの一種。かなの3字か4字の簡単な題句の意味をくんで、17字の句を詠むもの。
いちじ‐だい【一字題】
1 和歌・連歌・俳諧などの題で、漢字1字のもの。雪・月・花などの類。 2 雑俳の一。漢字1字を前句の題として17字の句を付けるもの。
いち‐じょう【一条】
1 ひと筋。1本。「—の光」「—の活路を見いだす」 2 箇条書きのひとくだり。文章の中の一節。一条項。「—の注意書き」 3 ある一つの事柄。一つの事件。一件。「話題がその—に及ぶ」「巧に件の不都...
いちにち【一日】
《原題、(イタリア)Il Giorno》イタリアの詩人、パリーニによる4部構成の風刺詩。1763年から1801年にかけて「朝」「昼」「夕」「晩」を刊行(うち「夕」「晩」は未完で、著者没後の刊行)。
いちはらの【市原野】
歌舞伎舞踊。富本節。3世桜田治助作詞、名見崎徳治作曲。本名題「当稲俄姿画(わせおくてにわかのすがたえ)」。文久3年(1863)江戸守田座で初演。洛外市原野で源頼光・袴垂保輔(はかまだれやすすけ)...
いちまい‐かんばん【一枚看板】
《4が原義》 1 その団体の大立て者。また、大ぜいのなかの中心人物。「劇団の—」 2 人に誇ることができる、ただ一つのもの。「纔(わず)かに実直という点を—にして」〈里見弴・今年竹〉 3 その着...
いちゃ‐つ・く
[動カ五(四)] 1 仲のいい男女がなれなれしくふざけ合う。「若いカップルが—・く」 2 てまどる。また、ためらう。「この毒薬を呑まうか呑むまいかと—・く所に」〈洒・新吾左出放題〉 3 もめる。...