やそうきょく【夜想曲】
《原題、(フランス)Nocturnes》ドビュッシーの管弦楽曲。1897年から1899年にかけて作曲。「雲」「祭」「シレーヌ」の3曲からなり、第3曲「シレーヌ」は女声合唱を伴う。
やちんほしょう‐がいしゃ【家賃保証会社】
賃貸住宅の契約時に借主から一定の保証料を受け取り連帯保証人となることを主な業務とし、借主が家賃を滞納した場合は一時的に立て替えるなど、借主の信用を補完する役割を担う会社。 [補説]連帯保証人を用...
やっこどうじょうじ【奴道成寺】
歌舞伎舞踊。長唄・常磐津(ときわず)・富本。本名題「道成寺思恋曲者(どうじょうじこいはくせもの)」。文政12年(1829)江戸中村座初演。「京鹿子(きょうがのこ)娘道成寺」の変形で、狂言師が白拍...
やつはかむら【八つ墓村】
横溝正史の推理小説。名探偵金田一耕助シリーズの一つ。昭和24年(1949)から翌年にかけ「新青年」上で発表。昭和13年(1938)に起きた大量殺人事件「津山事件」に着想したもの。
松田定次監...
やどやのおんなしゅじん【宿屋の女主人】
《原題、(イタリア)La locandiera》ゴルドーニによる戯曲。3幕の喜劇。1753年初演。美人でしっかり者の宿屋の女主人が、言い寄る宿泊客たちをあしらいながら、最後は忠実な番頭を夫に選ぶ...
やなぎのしき【柳の四季】
堤千代の短編小説、および同作を表題作とする小説集。昭和17年(1942)刊行。
やばんきげき【野蛮喜劇】
《原題、(スペイン)Comedias bárbaras》バリェ=インクランの戯曲。「紋章の鷲」(1907年発表)「狼のロマンセ」(1908年発表)「銀の顔」(1923年発表)の3部からなる。「野...
やまあいのけむり【やまあいの煙】
重兼芳子の短編小説。火葬場を舞台とした作品。昭和54年(1979)発表。同年、第81回芥川賞受賞。昭和59年(1984)、「愛しき日々よ」の題名で映画化。
やまぎし‐りょうこ【山岸凉子】
[1947〜 ]漫画家。北海道の生まれ。バレエ・歴史・神話などに題材をとった作品を次々に発表する。日本的な叙情性にあふれた幻想漫画も人気が高い。代表作に「アラベスク」「日出処(ひいずるところ)の...
やま‐づみ【山積み】
[名](スル) 1 うず高く積み重ねること。また、積み重なること。「トラックに荷物を—する」 2 問題や仕事などが、たくさんたまること。さんせき。「問題が—になっている」