かおみせ‐きょうげん【顔見世狂言】
顔見世に上演する歌舞伎狂言。劇中で一座の役者を紹介するが、筋を展開させるうえで、時代や場面などにいろいろな約束事があった。
かおみせ‐ぎん【顔見世銀】
江戸時代、主に大坂の両替屋が新規に開業するとき、仲間の取り締まりである十人両替に納付した祝儀銀。
かおみせ‐こうぎょう【顔見世興行】
「顔見世3」に同じ。
かおみせ‐しばい【顔見世芝居】
「顔見世3」に同じ。
顔見世(かおみせ)の二番目(にばんめ)
《顔見世狂言の二番目は出演者の多い狂言を出したところから》家族の多いことのたとえ。「おらが内は—といふ内だから、居候の絶えねえもいい」〈滑・浮世床・初〉
かおみせ‐ばんづけ【顔見世番付】
歌舞伎番付の一。顔見世の前に、次の1年間に出演する俳優などの顔ぶれを位順にしたもの。京都では極(き)まり番付。役者付。面付(つらつけ)。
かお‐むけ【顔向け】
他人と顔を合わせること。
顔向(かおむ)けができ◦ない
恥ずかしくて、人に会えない。顔向けがならない。面目がない。
かお‐もじ【顔文字】
携帯メールやインターネットメールなどで用いる、記号や文字を組み合わせて表情に見えるように作ったマーク。例えば、笑い顔を表す(^o^)や、泣き顔を表す(ToT)などのこと。フェースマーク。→絵文字...
かお‐やく【顔役】
その土地、または仲間うちで、顔を知られていて勢力のある人。ボス。「町の—」