あんらくしゅう【安楽集】
中国、唐代の仏教書。2巻。道綽(どうしゃく)撰。観無量寿経を解説し、仏教を聖道(しょうどう)門と浄土門に分けて説いた最初のもの。末法の世には阿弥陀仏の本願を信じて極楽往生を願うべきと説く。
いちよう‐らいふく【一陽来復】
1 《易(えき)で、陰暦10月に陰がきわまって11月の冬至に陽が初めて生じることから》陰暦11月。または、冬至。《季 冬》 2 冬が去り春が来ること。新年が来ること。「—の春」 3 悪いことが続...
いとま‐ぶみ【暇文】
1 休暇または辞職を願う文書。「太政大臣、—出だして参り給はず」〈宇津保・国譲下〉 2 離縁状。
いのり【祈り/祷り】
1 神仏に請い願うこと。祈祷(きとう)。祈願。「—を捧げる」 2 能の働事(はたらきごと)の一。山伏や僧(ワキ)が鬼女(シテ)を降伏するさまを演じるもの。小鼓(こつづみ)・大鼓(おおつづみ)・太...
いの・る【祈る/祷る】
[動ラ五(四)]《動詞「の(宣)る」に接頭語「い(斎)」が付いてできた語》 1 神や仏に請い願う。神仏に祈願する。「家内安全を—・る」「—・るようなまなざし」 2 心から望む。願う。「成功を—・...
いも‐だい【芋台】
芋の茎や葉を作りつけた、婚礼の祝いに飾る台。芋は子がたくさんできるところから、子孫の繁栄を願うもの。
うかがい【伺(い)】
1 目上の人などに指示を仰ぐこと。「進退—」 2 神仏のお告げを願うこと。 3 「問うこと」「訪問すること」「聞くこと」の意の、その相手を敬って用いる謙譲語。「御機嫌—」
伺(うかが)いを立(た)・てる
1 神仏に祈ってお告げを願う。 2 目上の人などに指示を仰ぐ。
うかが・う【伺う】
[動ワ五(ハ四)]《「窺う」と同語源。目上の人のようすをうかがいみる意から、その動作の相手を敬う謙譲語となる》 1 「聞く」の謙譲語。拝聴する。お聞きする。「おうわさはかねがね—・っております」...
ウナスおう‐の‐ピラミッド【ウナス王のピラミッド】
《Pyramid of Unas》エジプト、ナイル川下流西岸にある古代エジプトの王墓群サッカラにあるピラミッド。古王国第5王朝のウナス王のものとされる。現在は外部が崩れて丘のような状態になってい...