ぐ‐がん【弘願】
仏語。広大な誓願。一切衆生を救わんとする阿弥陀仏の四十八願をいう。
けち‐がん【結願】
日数を決めて行った法会や願立てなどの予定日数が満ちること。満願。また、その最終日。けつがん。
けつ‐がん【結願】
⇒けちがん(結願)
けんり‐せいがん【権利請願】
《Petition of Right》1628年、英国議会が国王チャールズ1世に提出し、承認させた文書。議会の同意のない課税や不法逮捕に反対したもの。マグナカルタ・権利章典と並んで、英国憲政上の...
こん‐がん【懇願/悃願】
[名](スル)ねんごろに願うこと。ひたすらお願いすること。「留学させてくれるよう親に—する」
ご‐がん【御願】
1 阿弥陀仏の衆生救済の誓願。 2 貴人の祈願・立願を敬意をこめていう語。御祈願。御立願(ごりゅうがん)。「—ありて加茂に詣で給ひけるを」〈宇津保・俊蔭〉 3 「御願寺」の略。
さしこし‐ねがい【差(し)越し願(い)】
一定の順序・手続きを踏まないで、直接上官や上司に願い出ること。
し‐がん【志願】
[名](スル)自分から進んで願い出ること。ある事を望み願うこと。「—して入隊する」
し‐がん【至願】
ひたすらに願うこと。また、その願い。「赫然宸怒天誅の勅諚在せらるるよう—におよぶ所なり」〈染崎延房・近世紀聞〉
し‐ぐぜいがん【四弘誓願】
仏語。すべての仏・菩薩(ぼさつ)が起こす四つの誓願。限りなく多くの衆生(しゅじょう)を済度(さいど)しようという衆生無辺誓願度、計り知れない煩悩(ぼんのう)を滅しようという煩悩無量誓願断、尽きる...