くる・む【包む】
［動マ五（四）］巻くようにして物をつつむ。「書類を風呂敷で—・む」 →包(つつ)む［用法］ [可能]くるめる 
［動マ下二］「くるめる」の文語形。
くわ【鍬】
農具の一。刃のついた平たい鉄の板に柄をつけたもの。田畑を掘り起こしたり、ならしたりする。風呂鍬(ふろぐわ)と金鍬(かなぐわ)に大別される。
ぐい‐ぐい
［副］ １ 力を込めて引くさま、または、押すさま。「綱を—（と）引っ張る」 ２ 物事を勢いよく積極的に進めるさま。「計画を—（と）押し進める」「後続のランナーを—（と）引き離す」 ３ 酒などを勢...
ぐん‐ばい【軍配】
［名］(スル)《「ぐんぱい」とも》 １ 「軍配団扇(うちわ)」の略。 ２ 軍勢を配置し指揮すること。「備へなき賊の軍兵、一戦に滅ぶべし。とくとく—し給へ」〈読・弓張月・残四〉 ３ 商売上の駆け引...
けいこ‐や【稽古屋】
音曲などを教える家。また、その人。稽古所。「義太夫の—とおぼしき男」〈滑・浮世風呂・前〉
けち‐りん
（下に打消しの語を伴って用いる）非常にわずかなこと。ほんの少し。「おれが済みすましを付けたから—も間違(まちげえ)はねえ」〈滑・浮世風呂・四〉
褻(け)にも晴(は)れにも
１ ふだんのときも表だったときも。いつも。「別に衣裳とてもあらばや、—簑(みの)一つなれば」〈中華若木詩抄・下〉 ２ たった一つで、他に代わるものがない。後にも先にも。「—一人の男だけに」〈滑・...
権(けん)に借(か)・る
権威としてたのむ。権力をかさにきる。「大勢(おほぜい)の子持ちを—・って、内の事は一葉(ひとっぱ)も構はねえ」〈滑・浮世風呂・二〉
けん‐みゃく【見脈】
１ （「検脈」とも書く）脈をみて診断すること。「検温—」「—にして病を指す」〈滑・浮世風呂・前〉 ２ 外見から推察すること。「旅を歩くが商売といったら、たいてい—でも知れさうなことだ」〈滑・続膝...
げ‐すい【下水】
１ 住宅の台所・風呂場や、工場などから流れ出る汚れた水。⇔上水。 ２ 下水を流す溝。下水道。下水管。
