か‐えい【花営】
室町幕府を風雅にいった語。足利義満が京都室町に幕府を構え、花樹を多く植えたのを人々が「花の御所」と呼んだところから、柳営(りゅうえい)になぞらえていったもの。
かげろ・う
[動ワ五(ハ四)]《名詞「かげろう(陽炎)」の動詞化》 1 姿などがちらちらする。ちらっと見える。「敵意の外に、まだ認めなければならない或物が其所に—・った」〈漱石・明暗〉 2 光がほのめく。ひ...
かちょう‐ふうげつ【花鳥風月】
1 自然の美しい風物。「—を友とする」 2 風雅な趣を楽しむこと。風流韻事。風流。
かならず‐も【必ずも】
[副]かならず。きまって。確かに。「あかつきや近くなるらんもろともに—なく川千鳥かな」〈風雅・冬〉
が【雅】
[常用漢字] [音]ガ(漢) [訓]みやび みやびやか 1 洗練されていて上品なこと。風流なこと。みやびやか。「雅趣・雅遊/温雅・閑雅・古雅・高雅・清雅・典雅・風雅・優雅」 2 正しい。「雅歌・...
が‐かい【雅懐】
風流な思い。風雅な心。
が‐かく【雅客】
1 風雅を理解し愛好する人。風流人。 2 スイセンの別名。
が‐けい【雅兄】
1 風雅の道で兄事する人。 2 男が男の友人に出す手紙文などで、相手を敬愛していう語。大兄。
が‐ごう【雅号】
文筆家・画家・学者などが、本名以外につける風雅な名。森鴎外の「鴎外」など。号。
が‐しゅ【雅趣】
風雅なおもむき。風流な味わい。雅致。「—に富む作品」