ふう‐じん【風人】
風流人。または、文人・詩人。「—墨客」
ふう‐じん【風塵】
1 風で舞い立つちり。きわめて軽いもののたとえにもいう。「—を避ける」「命を—よりも軽くして」〈太平記・一七〉 2 わずらわしい俗世間。また、こまごました雑事。「—の外に暮らす」 3 戦乱。「—...
ふう‐じん【風神】
風をつかさどる神。ふつう、裸形で風袋をかついで空を駆ける姿に描かれる。寺内では、千手観音の二十八部衆に付して雷神とともに安置される。風の神。→風天(ふうてん)
ふうじんちたい【風塵地帯】
三好徹の長編小説。昭和41年(1966)刊行。第20回日本推理作家協会賞受賞。インドネシアを舞台とする国際スパイ小説。
ふうじんらいじんず【風神雷神図】
俵屋宗達の屏風画。二曲一双の屏風で、向かって右に風神、左に雷神を描く。尾形光琳や酒井抱一など多くの絵師により模写された。国宝。建仁寺蔵。 尾形光琳の屏風画。を忠実に模写したもの。光琳50代...
ふう‐すい【風水】
1 吹く風と流れる水。風雨。 2 「風水説」に同じ。
ふうすい‐がい【風水害】
強風と豪雨による災害。高潮によるものも含めていう。
ふうすい‐せつ【風水説】
中国の伝統的な自然観の一。都市や住宅・墳墓などを造る際に、地勢や方位、地脈や陰陽の気などを考え、そこに生きる者とそこで死んだ者すべてによい自然環境を求めようとするもの。
ふうすいせんせい【風水先生】
荒俣宏の著作。副題「地相占術の驚異」。古代中国から現代まで伝えられてきた風水説を紹介する。平成6年(1994)刊行。シリーズ作品として「風水先生レイラインを行く」「風水先生『四門の謎』を解く」がある。
ふうすいせんせいしもんのなぞをとく【風水先生「四門の謎」を解く】
荒俣宏の著作。平成12年(2000)刊行。「風水先生」シリーズの第3作。封印された四つの聖地「四門」を巡る日本の秘められた歴史を考察する。