なんとう‐ぼうえきふう【南東貿易風】
南半球で吹く貿易風。風向は南東。
なんばん‐びょうぶ【南蛮屏風】
桃山時代から江戸初期にかけて、ポルトガル人来航の様子や風俗を描いた屏風。主題は異国的であるが、表現技法は在来の大和絵と変わらない。長崎屏風。
なん‐ぷう【南風】
1 南から吹く風。特に、夏季に南から吹く風。みなみかぜ。はえ。《季 夏》 2 南方の歌謡。南方の風習をうたった歌謡。
なん‐ぷう【軟風】
1 そよ風。微風。 2 風力階級3の風。風速毎秒3.4〜5.4メートル。
にく‐びょうぶ【肉屏風】
「肉障(にくしょう)」に同じ。「女小姓を—奢りに透間中庭の」〈浄・妹背山〉
にし‐かぜ【西風】
西から吹いてくる風。にし。
にじゅうしばん‐かしんふう【二十四番花信風】
二十四節気中の小寒から穀雨に至る八節気を24に分け、各候に咲く花を知らせる風。24候にそれぞれ新たな風が吹くとして、それに花を配したもの。二十四番の風。
にほん‐ふう【日本風】
日本在来の形式や風俗。和風。「—の家屋」
ぬの‐びょうぶ【布屏風】
布を張って絵などを描いた屏風。
ぬめり‐ふう【滑り風】
浮かれた風体。なまめかしいそぶり。「衣紋繕ひ…虎にしかけの—」〈浄・虎が磨〉