とばし‐や【飛ばし屋】
野球・ゴルフなどで、打球を遠くまで飛ばせる技術をもった人。「ツアー屈指の—」
とば・す【飛ばす】
[動サ五(四)] 1 空中を飛ぶようにする。「模型飛行機を—・す」「風船を—・す」 2 何かをめがけて、手元から勢いよく放つ。「ボールを—・す」「矢を—・す」 3 強く吹いて、空中に舞い上がらせ...
とび【飛び】
1 飛ぶこと。また、飛ぶ回数を数えるときにいう語。「溝をひと—で越える」 2 数字を読みあげる際、ある位の数字が零のとき、その零を読むかわりにいう語。例えば、「二〇八円」を「二百飛び八円」という...
とび‐あがり【飛(び)上(が)り】
1 飛び上がること。 2 一足とびに高い地位に出世すること。成り上がり。 3 とっぴな行動をすること。また、その人。跳ね上がり。「同じ心の—ども四人」〈浮・織留・四〉
とびあがり‐もの【飛(び)上(が)り者】
1 低い地位から一足とびに出世した者。成り上がり者。 2 とっぴな言動をする者。跳ね上がり者。
とび‐あが・る【飛(び)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 (「跳び上がる」とも書く)跳ねて上にあがる。跳ね上がる。「岩の上に—・る」 2 飛んで空へ上がる。空中へ舞いあがる。「飛行機が—・る」 3 (「跳び上がる」とも書く)喜びや...
とび‐あり・く【飛び歩く】
[動カ五(四)]虫などが飛んであちこち動く。「菜園麦隴の間を—・く蝶を」〈露伴・露団々〉
とび‐ある・く【飛(び)歩く】
[動カ五(四)] 1 あちこちを忙しく歩きまわる。方々を動きまわる。「世界中を—・く」 2 「とびありく」に同じ。「龍は—・くことが自由だから」〈滑・浮世床・初〉
とび‐いし【飛(び)石】
日本庭園の通路に、伝い歩くためにとびとびに置かれた平たい石。
とびいし‐さくせん【飛(び)石作戦】
目的地に直接向かうのではなく、その途中にある複数の地点を経由しながら目的地に到達すること。特に、第二次大戦で米軍が中部太平洋の島嶼を攻略しながら日本本土に迫った作戦をいう。