とび‐うめ【飛(び)梅】
菅原道真が大宰府(だざいふ)に左遷されるとき、大切にしていた庭の梅の木に「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」の一首をかけて去ったところ、その梅の木が道真を慕って、大宰...
とび‐お・きる【飛(び)起きる】
[動カ上一][文]とびお・く[カ上二]飛びあがるように勢いよく起きる。「大声に驚いて—・きる」
とび‐おり【飛(び)降り/飛(び)下り】
高い所から飛びおりること。また、走行中の乗り物から飛びおりること。
とびおり‐じさつ【飛(び)降り自殺】
高い建物などから飛び降りて自殺すること。
とび‐お・りる【飛(び)降りる/飛(び)下りる】
[動ラ上一][文]とびお・る[ラ上二] 1 高い所から身をおどらせておりる。「二階から—・りる」 2 走っている乗り物から飛んでおりる。「汽車から—・りる」
とび‐か・う【飛(び)交う】
[動ワ五(ハ四)]入りまじって飛ぶ。とびちがう。「鴎(かもめ)が—・う」「うわさが—・う」
とび‐かえ・る【飛び返る】
[動ラ四] 1 飛んでもとの所にもどる。また、急いでもどる。「天(あま)飛ぶや鳥にもがもや都まで送り申して—・るもの」〈万・八七六〉 2 石などに当たってはねかえる。「重盛の射向の袖に、はたと当...
とび‐かか・る【飛(び)掛(か)る/跳(び)掛(か)る】
[動ラ五(四)]相手に勢いよくとびつく。おどりかかる。「獲物に—・る」
とび‐かけ・る【飛び翔る】
[動ラ五(四)]空高く飛ぶ。「天空を—・る」
とび‐きゅう【飛(び)級】
[名](スル)進級・進学の際に、成績の特に優秀である者が例外的に学年や課程を飛びこえて進級すること。