め‐ろう【女郎】
1 女をののしっていう語。「うぬおれを馬鹿にするな。此—」〈逍遥・当世書生気質〉 2 女の子。少女。「—などにすくはせ」〈宗長手記〉
やたい‐ばやし【屋台囃子】
1 祭礼で、屋台をひくときなどに用いる囃子。多くは、囃子方が屋台に乗って演奏する。馬鹿囃子。 2 歌舞伎下座音楽の一。1を取り入れたもの。祭礼の場面または世話物の立ち回りなどに用いる。
やまい‐よわ・い【病弱い】
[形][文]やまひよわ・し[ク]病気に抵抗する力が弱い。「めったに寝つくほどの病気をしたことがないだけに、…馬鹿々々しいほどまた—・く」〈里見弴・安城家の兄弟〉
やら◦れる【遣られる】
[連語]《動詞「や(遣)る」+受身の助動詞「れる」》 1 被害を受ける。危害を加えられる。また、病気におかされる。「日照りで苗が—◦れる」「鶏小屋が猫に—◦れる」「風邪に—◦れる」 2 やりこめ...
ゆき‐たけ【裄丈】
1 着物の裄と丈。また、裄の長さ。 2 物事の程度・分量。たか。いきたけ。「—かまわず、随分と馬鹿を尽しました」〈緑雨・おぼろ夜〉
よどまり‐ひどまり【夜泊まり日泊まり】
昼夜の区別無く、家を留守にして遊び回ること。「それだからお帰りも遅くならうし、又は—もございますのさ」〈滑・古今百馬鹿〉
り‐こう【利口/悧口/利巧/悧巧】
[名・形動] 1 頭がよいこと。賢いこと。また、そのさま。利発。「—な犬」「—そうな人」「—ぶる」⇔馬鹿(ばか)。 2 要領よく抜け目のないこと。また、そのさま。「—に立ちまわる」 3 (多く「...
わか‐ばやし【若囃子/和歌囃子】
祭り囃子の一。享保(1716〜1736)ごろに武蔵国葛西金町(東京都葛飾区金町)の香取明神の神主能勢環(のせたまき)が村の若者を集めて創始したという。馬鹿囃子。葛西囃子。
わかわか‐し・い【若若しい】
[形][文]わかわか・し[シク] 1 いかにも若く見える。「—・い声」 2 未熟である。子供じみている。「私は—・いと云われても、馬鹿気ていると笑われても」〈漱石・こゝろ〉 [派生]わかわかしげ...