もうこ‐うま【蒙古馬】
家畜の馬の一品種。モンゴルの原産。体つきはがっしりし、体高約1.3メートル。砂漠に住む民族に重用され、日本の在来馬の原型と考えられる。
もうこ‐のうま【蒙古野馬】
ウマ科の哺乳類。現存する唯一の野生馬で、モンゴル南西部の草原に分布。体高約1.2メートル。たてがみは直立し、家畜馬のように垂れることはない。ヨーロッパに初めて紹介した探検家の名にちなみ、プルジェ...
もく‐ば【木馬】
1 木で馬の形に作ったもの。子供の遊びなどに用いる。「回転—」 2 器械体操に使った用具の一。木材で馬の背形に作ったもの。現在の跳馬に相当。 3 昔、木製の馬形の背を鋭くとがらせたものに罪人をま...
もどり‐うま【戻り馬】
荷物や客を運びおわった帰りの馬。
ものい‐うま【物射馬】
犬追物(いぬおうもの)や笠懸(かさがけ)など、騎射に慣れた馬。下地馬。
やじ‐うま【野次馬/弥次馬】
《「おやじ馬」の略とも「やんちゃ馬」の略ともいう》 1 自分に関係のないことに、興味本位で騒ぎ立て、見物すること。また、人のしりについて騒ぎ回ること。また、その人々。 2 父馬。老いた牡馬。また...
やせ‐うま【痩せ馬】
1 やせた馬。 2 ⇒白糸餅(しらいともち)
やね‐うま【屋根馬】
テレビ用のアンテナなどを屋根の上に設置するための台。
や‐ば【野馬】
1 野生の馬。また、野飼いの馬。のうま。 2 かげろう。陽炎。糸遊。「糸を乱る—は草の深き春」〈和漢朗詠・上〉
やぶさ‐め【流鏑馬】
騎射の一。綾藺笠(あやいがさ)をかぶり、弓懸(ゆがけ)・弓籠手(ゆごて)・行縢(むかばき)を着けた狩り装束の射手が馬を走らせながら鏑矢(かぶらや)で木製方形の三つの的を射るもの。平安後期から鎌倉...