あい‐ば【愛馬】
かわいがって大事にしている馬。
あお‐うま【青馬/白馬】
1 濃い青みを帯びた黒馬。青毛の馬。また、淡青色や淡灰色の馬。あおごま。「水鳥の鴨の羽色の—を今日見る人は限りなしといふ」〈万・四四九四〉 2 年初の節会(せちえ)の引き馬とする白馬、または葦毛...
あおざめたほしのうま【蒼ざめた星の馬】
堀晃によるSF短編小説。「情報サイボーグ」シリーズの作品のひとつ。昭和55年(1980)、雑誌「S-Fマガジン」に発表。昭和57年(1982)刊行の作品集「恐怖省」などに収録。
あか‐うま【赤馬】
1 赤毛の馬。 2 火事または放火をいう語。 3 月経をいう花柳界の語。
あがり‐うま【上がり馬/騰馬】
前足を上げて跳ねる癖のある馬。暴れ馬。跳ね馬。駻馬(かんば)。「兼時は宮城(みやぎ)といふ高名の—にぞ乗りたりける」〈今昔・二三・二六〉
あいば【愛馬】
one's favorite horse
あてうま【当て馬】
I〔種つけ前にあてがわれる雄馬〕a teaser; a stallion used to test the readiness of a mare to mateII〔相手の様子を探るためだけの...
あなうま【穴馬】
a dark horse彼は今度の選挙では穴馬と目されているHe is regarded as a 「dark horse [long shot] in the coming election.
あらうま【荒馬】
荒馬を乗りこなすbreak [ride] an unbroken [untamed] horse
あんば【×鞍馬】
〔体操器具〕a pommel horse,《米》 a side horse;〔競技〕the pommel horse, the side horse鞍馬でみごとな演技をしたHe gave a s...
きば【騎馬】
[共通する意味] ★馬に乗ること。[英] riding[使い方]〔乗馬〕スル▽乗馬して待機する▽乗馬クラブ▽乗馬服〔騎馬〕▽騎馬の兵士▽騎馬隊▽騎馬民族〔騎乗〕スル▽白馬に騎乗する▽騎乗訓練[使...
しゅつば【出馬】
[共通する意味] ★候補者として出ること。[英] candidacy[使い方]〔立候補〕スル〔出馬〕スル[使い分け]【1】「立候補」は、正式の手続きを伴って選挙に出ることをいい、また、「会長のか...
じょうば【乗馬】
[共通する意味] ★馬に乗ること。[英] riding[使い方]〔乗馬〕スル▽乗馬して待機する▽乗馬クラブ▽乗馬服〔騎馬〕▽騎馬の兵士▽騎馬隊▽騎馬民族〔騎乗〕スル▽白馬に騎乗する▽騎乗訓練[使...
けんがいろくば【懸崖勒馬】
危ういところではっと気づいて引き返すこと。特に、情欲に溺れて危うくなったとき、急に我に返ること。
さいおうのうま【塞翁之馬】
⇒ さいおうしつば(塞翁失馬)
しゃしょうせんば【射将先馬】
何かを手に入れたり、目的を果たしたりするためには、その周囲から手をつけるべきだということ。馬上の武将を射止めようとするなら、乗っている馬を射るのがよいという意味。
せんぐんばんば【千軍万馬】
非常に大きな軍隊。また、その勢いが強いことの形容。また、数多くの戦いを経験していること。転じて、豊富な社会経験があること、多くの苦労を重ねたしたたかな老練の人の形容。▽「千」「万」は数の多いことを示す。
なんせんほくば【南船北馬】
全国を忙しく旅行すること。また、絶えず旅をしてせわしないこと。▽「南船」「北馬」は中国の交通手段。南は川が多いので船が用いられ、北は山が多く、馬をよく用いた。そうした移動手段に絶えず乗っていることから、頻繁に旅をする意。
うてい‐えんば【烏亭焉馬】
[1743〜1822]江戸後期の戯作者。江戸の人。本名、中村利貞。字(あざな)は英祝。通称、和泉屋和助。別号、立川焉馬・談洲楼など。歌舞伎通であり、また落語を自作自演し、落語中興の祖とよばれる。...
さかもと‐かじま【坂本嘉治馬】
[1866〜1938]出版実業家。高知の生まれ。小野梓(おのあずさ)に師事し、明治19年(1886)東京神田に冨山房を創立。辞典・学術書・教科書などを刊行した。
しきてい‐さんば【式亭三馬】
[1776〜1822]江戸後期の草双紙・洒落本・滑稽本作者。江戸の人。本名、菊地久徳。本屋に奉公し、のち薬屋を営んだ。江戸庶民の町人気質を会話を主にして描写。滑稽本「浮世風呂」「浮世床」、合巻「...
たかた‐やすま【高田保馬】
[1883〜1972]社会学者・経済学者。佐賀の生まれ。京大教授。人々の結合を重視する立場から社会関係を分析。唯物史観に次ぐ社会学史観を提起。著「社会学原理」「勢力論」など。
もりた‐まさたけ【森田正馬】
[1874〜1938]精神科医。高知の生まれ。東京慈恵会医大教授。神経症の治療法として、臥褥(がじょく)・作業・日記指導などによる心理療法を開発し、森田療法とよばれる。