たかお【高尾】
東京都八王子市の地名。高尾山の東麓にある。多摩御陵などがある。
たかお【高尾】
江戸時代、江戸新吉原の三浦屋に抱えられた遊女の源氏名。11代続いた。「子持ち高尾」「万治高尾」「紺屋高尾」などの異称をもつ者もいた。
たかお【高雄/高尾】
京都市右京区の地名。清滝川に沿う景勝地で、北に接する栂尾(とがのお)・槙尾(まきのお)とともに三尾(さんび)とよばれる紅葉の名所。高雄山中腹には神護寺がある。
たかお‐こくていこうえん【高尾国定公園】
⇒明治の森高尾国定公園
たかお‐さん【高尾山】
東京都八王子市にある山。標高599メートル。多くの動植物がみられ、明治の森高尾国定公園に指定される。山頂に薬王院有喜寺がある。
たかおさんげ【高尾懺悔】
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「高尾懺悔の段」。藤本斗文作詞、杵屋新右衛門作曲。延享元年(1744)江戸市村座初演。傾城高尾の亡霊が現れて生前のことを懺悔するもの。
たかお‐まんだら【高雄曼荼羅】
京都高雄の神護寺蔵の、現存する日本最古の両界曼荼羅。天長年間(824〜834)空海が唐から請来(しょうらい)した彩色原本をもとに赤紫綾地に金泥・銀泥の描線を用いて描いたもので、唐代の画風を的確に...