ゆ‐がみ【結髪】
《「ゆいがみ」の音変化》馬のたてがみを部分部分束ねて結ぶこと。また、そのたてがみ。巻き髪。「手綱を馬の—に捨て」〈平家・九〉
ゆきふり‐がみ【雪降り髪】
馬のたてがみの白いもの。木綿髪(ゆうかみ)。「山がつの垣根のそひに食(は)む駒(こま)の—と見ゆる卯(う)の花」〈夫木・七〉
よう‐はつ【洋髪】
女性の西洋風の髪形。日本髪に対していった。
よもぎ‐の‐かみ【蓬の髪】
《「蓬髪(ほうはつ)」を訓読みにした語》ヨモギのように、ほつれ乱れた髪。「いかにせん—の秋の霜身はいたづらにふりまさりつつ」〈新撰六帖・五〉
らく‐がみ【楽髪】
安楽な者は髪の毛の伸びるのが早いということ。楽毛(らくげ)。
らく‐はつ【落髪】
[名](スル)髪の毛をそり落として仏門に入ること。剃髪(ていはつ)。落飾。
ら‐はつ【螺髪】
⇒らほつ(螺髪)
ら‐ほつ【螺髪】
仏の三十二相の一。仏の、縮れて右巻きの螺旋状をしている頭髪。らはつ。
らん‐ぱつ【乱髪】
乱れた髪。乱れ髪。乱鬢(らんびん)。
り‐はつ【理髪】
[名](スル) 1 頭髪を刈って整えること。調髪。 2 元服または裳着(もぎ)のとき、頭髪の末を切ったり結んだりして整えたこと。また、その役。