ひげ【髭/鬚/髯】
1 人、特に男性の口の上やあご・ほおのあたりに生える毛。 2 動物の口のまわりに生える長い毛状の突起物。また、昆虫の口器にみられる二対の細い突起物。 3 1や2を思わせる形状のもの。「巻き—」「...
ぶしょう‐ひげ【不精髭/無精髭】
剃(そ)るのを怠けて伸びたままのひげ。
ほお‐ひげ【頰髯/頰髭】
ほおのひげ。
まき‐ひげ【巻き鬚】
植物の茎や葉が変形して細長くなり、他に巻きつく働きをするもの。ブドウの茎、エンドウの小葉、サルトリイバラの托葉など。
やぎ‐ひげ【山羊鬚】
人のあごの下に山羊のひげのように、長く垂れ下がっているひげ。
やっこ‐ひげ【奴髭】
江戸時代、奴2などが生やした、鎌髭(かまひげ)。
やつか‐ひげ【八束鬚】
長いひげ。「—、胸の前(さき)に至るまで、啼きいさちき」〈記・上〉
ゆえん‐ひげ【油煙髭】
油煙で描いたひげ。近世、武家の奴(やっこ)などが行った。
りゅう‐の‐ひげ【竜の鬚】
ジャノヒゲの別名。《季 花=夏 実=冬》「—の花いとほしめ庭男/梓月」