さんご‐うつ【産後鬱】
産後、数週間から数か月続く鬱病。気分が落ち込む、不安になる、眠れないなどの状態が続き、気力がなくなり、集中力や思考力が低下する。マタニティーブルーは数日から数週間程度で自然に消失するが、長引く場...
さんじょく‐うつ【産褥鬱】
⇒産後鬱
せき‐うつ【積鬱】
1 うっとうしい日の続くこと。 2 心配が積もること。また、その心配。
そう‐うつ【躁鬱】
躁状態と鬱状態。
ちん‐うつ【沈鬱】
[名・形動]気分がしずみ、ふさぎこむこと。また、そのさま。「—な表情」 [派生]ちんうつさ[名]
でんえんのゆううつ【田園の憂鬱】
佐藤春夫の小説。大正8年(1919)定本刊行。武蔵野の田園での生活を背景に、倦怠と憂鬱の心情を描く。
とかいのゆううつ【都会の憂鬱】
佐藤春夫による小説。大正11年(1922)、「婦人公論」誌に連載。翌年単行本刊行。「田園の憂鬱」の続編に当たる。
パリのゆううつ【パリの憂鬱】
《原題、(フランス)Le Spleen de Paris》ボードレールの散文詩集。1861年ごろから雑誌などに発表していた散文詩に、未発表の作品を加えた50編からなる。
みじゅくがた‐うつ【未熟型鬱】
双極Ⅱ型障害の一種。周囲から庇護され、大きな葛藤を経験せずに育ち、人格が未熟なまま社会に出た人が、仕事や私生活での挫折を契機に発症することが多い。自己愛傾向が強く、根拠のない万能感をもち、内省に...
ゆう‐うつ【憂鬱/幽鬱/悒鬱】
[名・形動] 1 気持ちがふさいで、晴れないこと。また、そのさま。「—な顔」「責任が重くて—になる」「—な雨空が続く」 2 草木が暗くなるほどに茂ること。また、そのさま。「この樹だけは—な暗緑の...