おびえ‐あが・る【怯え上(が)る】
[動ラ五(四)]ひどく恐れおののく。ふるえあがる。「殺人鬼の噂(うわさ)に—・る」
おみなめし【女郎花】
謡曲。四番目物。旅僧が山城の男山の麓に来かかると、小野頼風夫婦の霊が現れ、邪淫の悪鬼に責められていることを語る。
おや‐こ【親子】
1 親と子。また、その間柄。「—の情」 2 親と子の関係にたとえていう二つのもの。「—電話」 3 「親子丼(どんぶり)」の略。 4 親類。親戚。「汝が—の内に、鬼になった者はないか」〈虎明狂・清水〉
おやとり‐ことり【親取り子取り】
子供の遊びの一。鬼が親の後ろにつき従う子を捕らえようとするが、先頭の親が立ちふさがって捕らえさせまいとする遊び。おやとろことろ。こをとろことろ。
親(おや)に似(に)ぬ子(こ)は鬼子(おにご)
親に似ていない子は人の子ではなく、鬼の子である。子は当然親に似るものであるということ。
おんでこ
⇒鬼太鼓(おにだいこ)
おんみょうじ【陰陽師】
夢枕獏の小説、また同作を第1作とする歴史伝奇小説のシリーズ名。平安時代の実在の陰陽師、安倍晴明を主人公とする。シリーズ第1作となる「玄象といふ琵琶鬼のために盗らるること」は、昭和61年(1986...
か【火】
[音]カ(クヮ)(呉)(漢) コ(唐) [訓]ひ ほ [学習漢字]1年 〈カ〉 1 ひ。ほのお。「火炎・火事・火勢・火力/引火・炬火(きょか・こか)・情火・聖火・耐火・点火・灯火・発火・噴火・...
か【蚊】
双翅(そうし)目カ科の昆虫の総称。体や脚は細く、翅(はね)も細くて2枚あり、吻(ふん)が発達し針状。飛ぶときは毎秒2000回以上も翅を動かすため、羽音の周波数は高い。雌は人畜を刺し血を吸う。水面...
かい‐か【怪火】
1 不思議な火。怪しい火。鬼火、狐火(きつねび)の類。 2 原因不明の火事。不審火。