あかぼう‐くじら【赤坊鯨】
クジラ目アカボウクジラ科のハクジラ。体長約7メートル以下。体は紡錘形で短い吻(ふん)がある。
蟻(あり)が鯛(たい)なら芋虫(いもむし)ゃ鯨(くじら)
「ありがたい」の「あり」を蟻に、「たい」を鯛にかけたしゃれ。
いさ‐な【鯨/勇魚】
《枕詞「いさなとり」の「いさな」を「勇魚」と解してできた語》クジラの古名。いさ。〈書言字考節用集〉
いわし‐くじら【鰯鯨】
ナガスクジラ科のヒゲクジラ。全長17〜20メートル。北太平洋・北大西洋と南氷洋に分布。日本近海にも多い。イワシなどの小魚を捕食。
えんがん‐ほげい【沿岸捕鯨】
沖合・近海・遠洋で行われる捕鯨に対して、沿岸海域でクジラを捕獲する漁業。 [補説]日本の商業捕鯨では、母船式捕鯨(クジラの処理・加工設備のある母船による遠洋捕鯨)、マッコウクジラ・ニタリクジラな...
おおがた‐ほげい【大型捕鯨】
大型のクジラをとること。また、大型の捕鯨船でクジラをとること。特に、国際捕鯨委員会(IWC)が規制対象とするシロナガスクジラ・イワシクジラ・マッコウクジラなど13種の大型鯨類をとること。→小型捕...
かつお‐くじら【鰹鯨】
⇒似鯨(にたりくじら)
かわ‐くじら【皮鯨】
鯨の黒い表皮およびその下の白い脂肪層のこと。炒めたり煮たりして賞味。
ぎんがネットワークでうたをうたったくじら【銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ】
大原まり子の短編SF小説。また、同作を表題作とする短編小説集。昭和59年(1984)刊行。
くじら【鯨】
1 クジラ目の哺乳類の総称。76種などに分類される。世界の海洋や一部の大河川に分布。一般に体長4メートル以下の小形種をイルカとよぶ。体は魚型で前肢はひれ状、後肢は退化し、尾は水平に広がった尾びれ...