けいりゅうざん‐よう【鶏竜山窯】
朝鮮半島の忠清南道公州の鶏竜山付近にあった窯。最盛期は李朝初期。刷毛目(はけめ)など、多彩な陶磁器を産した。
けいりん【鶏林】
《新羅(しらぎ)の脱解王が、城の西方の始林に白鶏の鳴くのを聞き、始林を鶏林と改めたという「三国史記」の故事から》新羅の異称。転じて、朝鮮の異称。
けいろう‐こ【鶏婁鼓】
雅楽用の楽器。中国から伝来したもので、直径・長さともに約18センチの小形の太鼓。舞楽「一曲」で、左方(さほう)の舞人が首から下げて右手のばちで打つ。
けい‐ろく【鶏肋】
1 《「後漢書」楊修伝による。鶏のあばら骨には食べるほどの肉はないが、捨てるには惜しいところから》たいして役に立たないが、捨てるには惜しいもの。 2 《「晋書」劉伶伝から》身体が弱く小さいことの...
さか【冠/鶏冠】
とさか。「瑞鶏(あやしきとり)を貢(たてまつ)れり。其の—海石榴(つばき)の華の似(ごと)し」〈天武紀〉
チーユ【鶏油】
《(中国語)》鶏の脂肪分を加熱して抽出した油。中国料理に用いられる。
と‐さか【鶏冠】
鶏・キジなどの頭の上にある肉質の冠状の突起物。ふつう雄に発達。肉冠。
鶏冠(とさか)に◦来(く)る
怒りでかっとなる。頭(あたま)に来る。
とさか‐のり【鶏冠海苔】
ミリン科の紅藻。太平洋岸にみられ、大きさは20〜30センチ、不規則に分かれ、鮮紅色で鶏のとさかに似る。刺身のつまやサラダとして食べる。
とり【鳥/鶏/禽】
1 (鳥)からだ全体が羽毛で覆われ、翼で空中を飛ぶ恒温動物。鳥類。 2 (鶏)にわとり。 3 鳥肉。特に、鶏の肉。 [補説]曲名別項。→鳥