さんか‐すいぎん【酸化水銀】
水銀の酸化物。 1 酸化水銀(Ⅰ)(酸化第一水銀)Hg2O 第一水銀の溶液にアルカリを過剰に加えたときに生じる黒色の沈殿物。黒降汞(こくごうこう)。黒色酸化水銀。 2 酸化水銀(Ⅱ)(酸化第二水...
さんか‐すず【酸化錫】
錫の酸化物。酸化錫(Ⅱ)(酸化第一錫)SnOは黒色粉末。酸化錫(Ⅳ)(酸化第二錫)SnO2は白色粉末。いずれも水に溶けにくい。天然には錫石として産出し、乳白ガラス・エナメルの製造などに使用。
さんか‐てつ【酸化鉄】
鉄の酸化物。 1 酸化鉄(Ⅱ)(酸化第一鉄)FeO 蓚酸鉄(しゅうさんてつ)(Ⅱ)を空気を断って熱すると得られる強磁性の黒色粉末。 2 酸化鉄(Ⅲ)(酸化第二鉄)Fe2O3 天然には赤鉄鉱として...
さんか‐どう【酸化銅】
銅の酸化物。 1 酸化銅(Ⅰ)(酸化第一銅)Cu2O 硫酸銅(Ⅱ)水溶液をフェーリング液で還元して得られる赤色の結晶性粉末。天然には赤銅鉱として産出。赤色顔料、ガラスの着色剤などに使用。亜酸化銅...
さん‐しょう【山椒】
ミカン科の落葉低木。山地に自生。葉の付け根に一対ずつとげがある。葉は長卵形の小葉からなる羽状複葉。雌雄異株で、春、黄緑色の小花を密生する。実は赤く熟し、黒色の種が現れる。若芽を「木の芽」といい食...
ざぜん‐そう【座禅草】
サトイモ科の多年草。中部地方以北の山間の湿地に自生。全体に悪臭がある。葉は大きい心臓形で長さ約40センチ。4月ごろ、葉の開かないうちに、紫黒色の厚い仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた花をつける。名...
しきそせい‐ぼはん【色素性母斑】
褐色から黒色を呈する母斑。黒あざ。ほくろ。母斑細胞母斑。
しきそ‐ほう【色素胞】
色素細胞のうち、大形で樹状の突起をもつもの。黒色素胞、赤色素胞、黄色素胞、白色素胞など。
しきん‐せき【試金石】
1 金など貴金属の鑑定に用いられる黒色の硬い石。表面に金をこすりつけ、その条痕(じょうこん)色を標準品のものと比較して純度を判定する。金(かね)付け石。 2 物の価値や人の力量などを計る基準とな...
し‐こく【紫黒】
紫がかった黒色。