くろみ‐の‐うぐいすかぐら【黒味鶯神楽】
ハスカップの和名。黒い果実がつくウグイスカグラの意。
くろ・む【黒む】
[動マ四] 1 黒くなる。黒みを帯びる。「—・める屋根の寂しげに立ちて」〈露伴・いさなとり〉 2 (「身がくろむ」の形で)暮らしが立つ。「たがひに身の—・みて後」〈浮・織留・六〉
[動マ下二...
くろ‐むぎ【黒麦】
1 黒穂(くろぼ)病で穂の黒くなった麦。 2 ライムギの別名。《季 夏》 3 ソバの別名。「魚が橋の—ふるまひ申さんに」〈読・雨月・菊花の約〉
クロム‐さん【クロム酸】
クロム酸塩を生じる酸。水溶液中でのみ知られ、酸化クロム(Ⅵ)が水に溶けてできる。低濃度で黄色、高濃度になると赤から赤黒色になる。また俗に、酸化クロム(Ⅵ)をいう。
くろむしろ‐の‐くるま【黒筵の車】
公卿が喪中に用いた車。牛車(ぎっしゃ)の箱を黒く塗った筵で覆ったもの。くろぐるま。
クロム‐てっこう【クロム鉄鉱】
鉄とクロムとの酸化物からなる鉱物。金属光沢のある黒色不透明の八面体の結晶。等軸晶系。多くは塊状で、橄欖岩(かんらんがん)・蛇紋岩中に産出。クロムの原料。
くろ‐め【黒め】
[名]⇒黒炭(くろずみ)
[名・形動]黒色の度合いが強いこと。また、そのさま。「—のブルー」
くろ‐め【黒目/黒眼】
眼球の中央の黒い部分。くろめだま。→白目
くろめ‐うるし【黒め漆】
生漆(きうるし)の水分を熱によって蒸発させた黒褐色の漆。
くろめ‐がち【黒目勝ち】
[形動]黒目の目立つ美しい目のさま。「色白の顔に—な目」