き‐あげは【黄揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張11センチくらい。翅は黄色の地に黒色などの斑紋や条紋がある。開けた草地などを飛び、高山にもみられる。幼虫は緑色に黒い横縞のある芋虫で、ニンジン・ミツバなど...
キアポ‐きょうかい【キアポ教会】
《Quiapo Church》フィリピンの首都マニラ中心部のキアポ地区にある、ローマカトリックの教会。スペイン統治時代の1582年にフランチェスコ修道会により創設。17世紀にメキシコからもたらさ...
きいろ‐しょうじょうばえ【黄色猩猩蠅】
ショウジョウバエ科の昆虫。体長2センチくらいで黄色。腹に黒い横縞があり、複眼が赤い。果物に集まり、幼虫はうじ状で、果物に発生する酵母を餌とする。
キウイ‐フルーツ【kiwi fruit】
マタタビ科の蔓性(つるせい)の落葉樹。葉はやや円形で厚い。雌雄異株。6、7月ごろ開花し、果実は円筒状をし、褐色で表面に毛があり、鳥のキウイに似る。果肉は緑色または黄色で、黒い種子が放射状に並ぶ。...
きぎん‐こう【輝銀鉱】
銀と硫黄からなる鉱物。等軸晶系。金属光沢のある黒灰色で軟らかく、ナイフで切れる。セ氏173度以下で単斜晶系に転移し針銀鉱になるが、両種を区別せず輝銀鉱とよぶことも多い。銀の重要な原料鉱石。アルゲ...
きくい‐むし【木食虫】
1 甲虫目キクイムシ科および近縁の科に属する昆虫の総称。体長0.8〜11ミリ。体は楕円形または円筒形で、木に穴を掘って生活する。マツノキクイムシ・クリノミキクイムシなど。《季 夏》 2 等脚目キ...
きく‐ごぼう【菊牛蒡】
1 キク科の多年草。高さ約50センチ。根は黒くて長く、多肉質。葉は線形で、基部は茎を抱く。夏、黄色の花をつける。根は煮て、若葉はサラダにして食べる。ヨーロッパの原産で、観賞用にも栽培。 2 ゴボ...
きくすい‐かみきり【菊吸天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長6〜9ミリ。体は黒く、胸部背面に赤黄色の斑紋が一つある。菊・ヨモギなどの新しい茎にかみ傷を輪状につけて産卵し、しおれさせる。きくすい。《季 秋》
きくたけ‐きよのり【菊竹清訓】
[1928〜2011]建築家。福岡の生まれ。黒川紀章らとメタボリズム理論を提唱。大阪万博のエキスポタワーや江戸東京博物館などを設計した。海上都市などの都市構想でも知られる。著作に「代謝建築論」など。
きくち‐ずけい【菊池図形】
単結晶の電子線回折で現れる回折模様。黒と白が対をなす平行線として現れる菊池線、平行線の間が黒または白の帯状となる菊池帯(菊池バンド)とがある。昭和3年(1928)、物理学者の菊池正士が雲母の電子...